扇千景の発言 (国土交通委員会)

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○扇国務大臣 私は、玉置委員がおっしゃるとおりだと思います。
 なぜ日本がコストが高いのか。それは、もちろん中国とは比になりませんけれども、ただ、日本の場合は、少なくとも、地価が高騰しているということ。また、残念ながら、一番、外環の千葉県とつなぐところでは、キロ一千億という、もう外国人が聞いたらひっくり返るような社会資本整備の投入の高額であるということ、それもおくれればおくれるほど高くなっているということ。
 日本の場合は、これは農林水産省、お帰りになっちゃったか、農林水産省ともよく話し合うんですけれども、地方で高速道路をつくるというと、いや、この農道はトンネルにしてくれるか何かにして通れるようにしてくれないと、高速道路でこの農道をふさがれたら困るんだというような話し合いになって、しようがないから土盛りをして、その土盛りをしたところには、農道のところはトンネルをつくる、そういう地元の要望に応じた工事をするために諸外国と比べて高くなっているということ。
 それから、トンネルとかあるいは橋とか、外国の平たんなところを一直線にストレートで走れるというのではなくて、やはり三%しか平地がないという国の条件からすれば、万やむなく高額な金額が必要になっている。
 本来は、国がお金がなかったから世銀から借りて第一号をつくった高速道路ですけれども、道路とかあるいは港湾とか空港とか、国際的に日本の根幹の社会資本整備は、すべて一般財源で、国がいただいた税金で皆さんの生活を保障するというのは、私は大原則だと思います。
 ところが、お金がなかったからこういう利益者負担という知恵も、これは政治家が出した知恵ですけれども、今玉置委員がおっしゃるように、そろそろ二十一世紀だから見直しなさいよ、取った料金は、その保全と新たな福祉に、あるいは環境に使うべきだよという転換が議論されるのは、私は国会の中では当然あるべきことだと思っていますので、本来のあり方と今後どうするかということは、私たちも、今玉置委員がおっしゃったような意見をもとにして今後の長期計画も考えていく。
 長期計画は縦割りだから、みんな今後も縦割りだと玉置委員はおっしゃいましたけれども、私は、そうではないために一本化したということだけはぜひ御理解いただきたいし、今までの建設省あるいは旧運輸省で立てた長期計画をそのまま踏襲すればいい、九本に分かれておけばいいということの方が縦割りを助長することだと思っています。

発言情報

speech_id: 115604319X00820030314_019

発言者: 扇千景

speaker_id: 27625

日付: 2003-03-14

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会