扇千景の発言 (国土交通委員会)

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○扇国務大臣 これは、細かいことになれば局長がまたお答えするかもしれませんけれども、少なくとも私は、今までのやり方では二十一世紀は通じないんだという観念が必要だと思いますし、今までの九本を一本化するというときに、今玉置委員がおっしゃった、いわゆる予算をとるために長期計画をして、毎年同じ金額が確保できるという、予算の硬直化ということももちろんこの原点にございます。
 ただ、私は、九本を一本化することによって公共工事というものの集中ができる。例えば、今おっしゃいましたけれども、京都の話を例にとられましたけれども、東京が一番すごいんですね。昭和二十一年につくられた都市計画というものが、今日に至ってまだ五五%しか達成できていないのです。都市計画がですよ。私は、それほど待っていられない。そして、特区をつくるとかあるいは都市再生といっても、この都市計画さえできない。
 では、その原点はもっと何かというと、地籍調査すら日本は完全にできていない。こういう、追っていけば追っていくほど欠陥が出てくるものですから、それを特に、今回の九本によって、予算も十五年度は四部門に重点配分しようということで、今までのようなものではなくて、都市計画ですとか、あるいは三大都市の重点空港でありますとか、あるいは国際港湾が、御存じのように、神戸一つとってみても世界三位の荷物動き量が今二十五位という、近隣諸国に全部とられている。
 そういうものを回避するために、何としても集中的に投資するということは、私はやはり、この九本がなければ、縦割りになって、今までと同じような予算要求で、いつまでたってもできていないなということになりますので、今回は、集中投資するということによって、今までの法案と全く違う形が、よりスピードアップできると思いますので、ぜひ御理解いただきたいと思います。
 もしありましたら、局長にどうぞ。

発言情報

speech_id: 115604319X00820030314_021

発言者: 扇千景

speaker_id: 27625

日付: 2003-03-14

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会