細田博之の発言 (内閣委員会)
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○細田国務大臣 まず、スペースシャトル・コロンビア号の事故でございますが、七名の宇宙飛行士の犠牲、大変残念なことでございます。しかしながら、我が国のロケット、衛星の研究開発は、スペースシャトルという宇宙開発とはまた別個の技術体系でございますので、影響はないものと考えておりますので、総合科学技術会議で定めた従来からの方針に沿って、引き続き気を引き締めて推進してまいりたいと思います。
ただ、スペースシャトルに関連いたしまして、我が国は国際宇宙ステーションの建設に参加しており、また我が国の宇宙飛行士も飛ぶことにもなっており、かつ、これまでも三千二百億円ほどの予算をかけまして「きぼう」という研究棟について、これから四月に、ちょっと一カ月ほど延期になりますが、船に乗せて向こうに運び、打ち上げ準備を進めるという段取りをしているわけでございまして、若干の時期的な影響は受けておるわけでございますが、これはNASAの側の方針等とすり合わせながら的確に対応をしてまいりたいと思います。やはり、こういうチャレンジ精神が失われることのないよう、この悲劇を乗り越えて宇宙開発利用と先端科学技術に取り組んでまいりたいと思います。
また、ITの推進でございますが、ITの戦略、e—Japan戦略を掲げまして随分、光ファイバーの敷設あるいはADSLの充実といったこと等、インターネットの接続、学校の教育、公共事業や政府調達での電子入札あるいは電子政府といった面では、法改正も含めまして非常に環境は整備されて、進んだと思っております。
ただ、我々、ちょっとやはり不十分だと思いますのは、本当に国民一人一人にとりまして、ああこれは便利になったなという実感がまだわいていないわけでございます。例えば、病院の予約とか診療とか薬とかいっても、依然として待たされて、大変な貴重な時間を徒過する。あるいは、先ほどおっしゃいました税の申告だとか、あるいは各役所での行政手続とか、まだまだ改善する点がございますので、私は、個別の事案に当たりながら、IT戦略本部として今後さらに、国民の皆様方に便利な社会をつくるという観点で、この春にIT戦略本部の戦略を若干改定いたします。そのときに大きく、便利というキーワードを挿入しまして、もちろん安全とか、それから感動とか、あるいは元気、発展にもつながるという、いろいろなキーワードはありますけれども、特に国民にとっての便利が大切である、こういう観点から取り組んでまいろうと思っております。