赤松正雄の発言 (武力攻撃事態への対処に関する特別委員会)
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○赤松(正)委員 ありがとうございました。参考人のお考え方がそれなりにわかりました。
それでは、西元参考人にお伺いしたいんですが、一つは、先ほどいただいたレジュメの中で二ページの二番目の武力攻撃事態等の認識についてのくだりで2から3に移るところ。つまり、今、要するに伝統的な形の、国家が国家を攻める形というのが想定されていてずっと有事法制の議論が進められてきたわけですが、そこへ昨今の、昨今というよりも、淵源をたどれば二十世紀後半から始まってピークとしてのあの九・一一テロという形、あるいは日本が北朝鮮からのテロ工作船、こういう形のものの出現という形で、言ってみれば、日本人の関心が今まである意味で意図的に封ぜられていたというか、関心がいま一歩低かったという有事法制のところにテロという事態が起こって、両方同時に、その効果によって有事法制そのもの、伝統的な有事法制というか、国家対国家の紛争事態にどう対応するかという問題が惹起されてきたということだろうと思うんです。
先ほどのお話、ちょっとお言葉足らずだったと僕は認識しているんです。2から3に至るくだり。要するに、国家対国家の伝統的な紛争、そしてテロと、いろいろなあいまいなものから明白なものまであらゆるレベルの武力攻撃事態があり得るものと思われるとおっしゃった上で、その後、最近の我が国を取り巻く情勢からもこのような事態が起こらないという保証はなく、国民の多くがそのことを心配しているというふうに言われて、結論として、ありそうもない冷戦時代に想定された着上陸侵攻への対処を想定した法案だという指摘は当たらない、こうおっしゃっている、ちょっと論理の飛躍というか、言葉が少し足らないんではないのかと思うので、もう少しそこのところを。