小泉純一郎の発言 (本会議)

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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 私は、五月二十九日から六月四日まで、サンクトペテルブルク建都三百周年記念行事及び主要国首脳会議に出席するため、ロシアのサンクトペテルブルク及びフランスのエビアンを訪問しました。
 日ロ首脳会談では、平和条約締結問題、エネルギー分野での協力等、幅広い問題について協議を行い、本年一月の私の訪ロの際に合意した日ロ行動計画を今後とも着実に実施していくことが重要であるとの認識で一致しました。
 胡錦濤国家主席との日中首脳会談では、本年が日中平和友好条約締結二十五周年であることも踏まえ、両国間の幅広い交流・協力を一層推進していくことを確認し、北朝鮮問題について互いに協力していくことで一致しました。
 主要国首脳会議では、世界経済や開発、テロ、大量破壊兵器の拡散、中東和平等の困難な問題について、各国が協力して取り組もうという国際協調の重要性の認識を共有することができました。
 世界経済については、成長に向けた強い決意を確認し、私は、構造改革、デフレ対策を含め日本経済の再生に積極的に取り組んでいることを説明しました。また、米国の強いドル政策を歓迎する旨述べました。
 開発については、一日目に、新興国・途上国との間で有意義な対話を行いました。京都フォーラムでも議論された水問題、SARSを含む感染症対策や違法伐採対策の重要性、科学技術を通じた環境と成長の両立に関するさらなる国際協力の必要性や、京都議定書の早期発効の重要性についても訴えました。また、人間の安全保障委員会報告書及び国連小型武器中間会合の重要性についても述べました。
 地域情勢については、中東和平の実現に向けたブッシュ大統領の努力に対し、その成功への強い期待が表明されました。イラク復興支援は、広範な国際協調のもとで進めていく必要があり、我が国の呼びかけを受けて、国連がイラク復興支援に関する国際会議の開催に向けた準備会合を開催する旨発表したことを、G8として歓迎しました。
 北朝鮮について、私は、核問題を初めとする安全保障上の問題や拉致問題等の懸案を包括的に、そして平和的に解決したい旨強調し、各国の理解を得ました。G8として、北朝鮮に対し、いかなる核兵器計画をも廃棄することを強く求めていくことで一致しました。
 また、一日目のアフリカ首脳との対話では、九月に東京で開催する第三回アフリカ開発会議への積極的な参加を要請しました。
 私は、今般改めて確認した各国首脳との個人的信頼関係を踏まえ、今後とも、国際政治経済等の各分野において、我が国として主体的、積極的な役割を果たしていきたいと考えます。(拍手)
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 内閣総理大臣の発言(サンクトペテルブルク訪問及び第二十九回主要国首脳会議出席に関する報告)に対する質疑

発言情報

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発言者: 小泉純一郎

speaker_id: 9434

日付: 2003-06-05

院: 衆議院

会議名: 本会議