横光克彦の発言 (予算委員会)
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○横光委員 デフレというのは、本当に克服することは、口では言いますが、そう簡単なものではない。そういった意味で、財政での役割、今の御答弁ではその意欲さえ私は見られない、そういう気がしますよ。デフレ克服に向けてのこの予算案は余りにも力不足であると私は言わざるを得ない。いわゆるもっともっと景気にウエートを置いた、あるいは国民の不安を解消するような、そういった予算案でも何でもないわけですね。
それが証拠に、まだこの予算案が審議される前から与党の幹部の皆様方は、もう既に十五年度の補正の声が上がる。さらに、もっと激しい人は、十四年度の二次補正もやるべきだというような声が上がる。こういうことは、審議している我々にとっては非常に不愉快でございます。
ある面では当たっている部分がある。いわゆるそれほどにこの予算案は不十分であるということの声を上げているわけですね、財政運営が十分でないということ。そしてもう一つは、それほどに経済が危機的な状況にあるという声の裏返しであろう、私はそういうふうに思うわけでございます。
デフレの原因、これはきのう、きょう、質疑者あるいは答弁者、それぞれ意見を述べられておりますが、まさにそのとおりだ。いろいろなものが、あらゆるものが複合的に複雑に絡んでデフレが深刻化している、こういうところで私も認識を一致するところでございます。いわゆる循環的なデフレではない、構造的なデフレであるということですね。
そういった状況の中で、総理はいつも、我々が経済関係で暗い数字を挙げますと、暗いところばかり見ないでくれ、明るいところも見てほしい、こうおっしゃられます。しかし、明るいところがどこかあるんですか、経済関係で。あれば言ってください。あれば、私たちだって、こういう明るい面はありますが、でも、こういう厳しいところがありますから、こういう厳しいところはどうしますかという質問になるんですが、明るいところを言ってくれと言っても、明るいところがないものですから、どうしても暗いところばかり言う。
しかし、その暗いところを見逃してばかりいてはだめでしょう。やはり、つらいかもしれないけれども、そういった暗い数値をしっかりと認識した上でなければこのデフレに対応できないし、ましてや克服することなんて私は非常に難しい、そういった思いでいろいろと数値等を提案しているわけでございます。
このような状況の中で、克服すると先ほど言われました。内閣府の試算では二〇〇五年に、先ほど総理もそのようなことをおっしゃられましたが、二〇〇五年度には克服するとなっておりますが、試算どおり本当に克服する可能性はあるんでしょうか。総理、お答えいただきたい。
いや、内閣府の試算ですから、最終的には総理がお決めになったことですから。