横光克彦の発言 (予算委員会)
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○横光委員 確かに自動車関係、すばらしい収益を上げているわけでございます。そういった確かに明るい面もありましたね。済みませんでした。
しかし、今のような試算あるいは見通し、私は甘いと思いますよ。これから不良債権、処理が始まるわけでしょう。そういった中で、今のような見通しでは、二〇〇五年にデフレを克服するということは、すべての政策を大転換しない限り私は不可能じゃないかという気がする。現に、三菱総研では、二〇〇八年度まではデフレは解消しないであろう、そういった民間の声もある。そういった状況であるということを私は認識していただきたいということでございます。
このように、経済が停滞をしてデフレが進行すれば、当然のごとく財政のバランスは大きく崩れてしまう懸念は非常に高いわけですね。現に、この十五年度予算案を見ましても、税収は歳出の半分ちょっとしか賄っていない。いわゆる大きく財政はバランスを崩してしまっているわけですね、十五年度予算においても。ですから、このようなデフレ下においての財政運営というのは、私は、慎重の上にも慎重を期すべきであった、もっと細かなところにも配慮すべきであった、そういった配慮をしていれば、あのような大きな税収不足に落ち込むことはなかったのではないかという気がしてならないわけでございます。
昨年の秋口に税収不足が懸念されまして、そして補正予算が必至、そういった判断をされた段階で私は政策を転換する必要があったのではないかという気がするわけですが、結果的には補正予算を編成せざるを得なくなってしまいました。そしてまた、総理は、この程度の約束は守れないのは大したことではないというような発言に至ってしまった、公約を守れなかったということで。そして、一番総理が避けたかった、結局、財政の出動も許さざるを得なかった、こういったことになってしまったわけですね。
ですから、補正をやらないと言ったのなら、やらないと言ったのはそれに関しては政策ですが、結果的にやることになったのなら、もっと早く、もっとスピーディーに、的確な判断で私はやるべきではなかったのかと。結局、総理が三十兆円枠に固執した余りタイミングを逸してしまって、そしてその結果、マーケットに失望感を与えてしまった。
民間の試算では、十月—十二月期のGDP、これは下方、マイナスに押し下げる、ひいては最悪の失業率、それから株価、あるいは経済指標の下落につながっているわけでございます。これはどこから見ても、先ほどから各委員の質問にございますが、私は明らかに小泉内閣の経済失政である、このように思うわけですが、総理もそのような認識はお持ちなんでしょうか。