吉村博人の発言 (予算委員会)
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○吉村政府参考人 お答えを申し上げます。
我が国の治安情勢につきましては、刑法犯あるいは交通事故など、各種の警察事象が増加の一途をたどっておりまして、加えて、国際組織犯罪あるいはハイテク犯罪等が新しい治安課題として出現をしているということについては御承知のとおりでございます。
こうした状況の中で、加えて、パトロールの強化あるいは被害者対策の強化も、国民の身近な要望にこたえる活動の推進ということで求められているところでもございます。
このような状況下、国民が求めている安全と安心を確保するために、徹底的な合理化を行ってもなお不足するという人員について、ぜひ緊急に増員をお願いしたいということで、警察におきましては、平成十三年度に二千五百八十人、今年度、十四年度に四千五百人の地方警察官の増員を行ったところでありますし、来年度、四千人の増員をお願いしているところでございます。
委員御指摘の埼玉県警察につきましては、警察官一人当たりの負担人口が全国第一位ということで、業務負担は極めて重いものと承知をしております。そこで、平成十三年度に四百人、十四年度に三百八十人の増員を行いまして、また来年度は三百八十人の増員を予定しているところでございます。
ちなみに、三カ年とも、十三年度、十四年度、そして十五年度予定の数は、埼玉県が全国で最も多い増員数を割り当てているところでもありまして、十五年度に増員後の負担人口は全国第二位となる見込みでございます。ただ、その業務負担はなお重いと考えられますので、所要の体制整備について引き続き検討してまいりたいと思っております。
いずれにしろ、警察におきましては、各都道府県の犯罪情勢、人口等を総合的に勘案しながら増員数を決定しているところでございまして、現在お願いをしております地方警察官四千人の増員を実現することにより、各都道府県間の治安体制の均衡を図りながら、我が国全体として必要な警察力の確保にぜひ努めてまいりたいと思っております。