小泉純一郎の発言 (予算委員会)
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○小泉内閣総理大臣 前段の御質問につきましては、各国それぞれの立場があります。時の政権、首脳によっても個性があります。その発言が、政治的意味合い、それぞれ受け取られ方が人によっても違うし、国によっても違うと思います。また、外交ですから、当然駆け引きもあると思います。しかし、アメリカにしても、国際協調の重要性は十分認識していると私は思っております。
それと、後段の御指摘、当然、外務大臣を経験された池田さんでありますから十分わきまえておられると思いますが、九月十一日のあのテロ、これはやはりアメリカ国民の意識、それから紛争といいますか、戦争に対する認識、随分変わったなと思っております。特に、アメリカに行きますと、話に出るのはリメンバー・セプテンバーイレブンです。こういう九月十一日のあのテロ事件以来、私としては、新しい平和と安定をどのように世界が構築していくかということを考えますと、意識面においても対応面においても随分変わったなと思っております。
そういう中で、日本としては、これからの平和と安定のためにどのような責任を果たせるかということを十分認識しながら発言をし、行動していかなければならない。これが、日本を支えてきた今までの発展の原動力といいますか、それは国際協調体制と日米同盟であります。この繁栄の基礎を揺るがしてはならない。これを念頭に、日本政府としてはいろいろな場面を想定しながら対応していきたいと思っております。