小泉純一郎の発言 (予算委員会)
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○小泉内閣総理大臣 原田さんは、私、感心しているんですよ。中選挙区で落選してもくじけなかった。失敗を次の成功に生かそうと意欲を持っていたからこそ、選挙区をかわって見事当選して、今安定した選挙基盤のもとに立派に活躍されている。一度や二度の落選にへこたれないで頑張れば自分のようになるんだという見本みたいなものですよ、原田さん。しかも、選挙区をかわって当選してきたんだから、これはまた大したものですよ。だから、人間、実力と運というのが大事だというけれども、両方兼ね備えているのが原田さんだ。失敗にくじけず新たな挑戦に堂々と立ち向かっていく、これを実際身をもって示してきて、今、国会議員として活躍されている。敬意を表します。
私の中選挙区時代、三%の消費税導入、私は賛成しました。五%の引き上げも賛成しました。その私が、私の在任中は消費税を引き上げない、おかしいという議論もあるけれども、全然おかしくないんですよ。
あのときは何で三%導入に賛成したかというと、所得税減税そして物品税廃止、その財源として消費税の三%を導入したんです。
今度は、三%から五%に引き上げたのは村山内閣です。社会党の委員長が日本の総理大臣になったんです。三%導入のときは、社会党の皆さんは三%消費税導入大反対しました。しかし、いざ総理になってみると、無責任なことは言えないなということで、五%引き上げを提案して導入している。やはり野党から与党になってみると、野党時代の無責任なことは言えないなということはよく理解されている。これまた立派な総理大臣だと思う。
それも、消費税三%のときには、所得税、物品税を廃止すると同時に消費税三%を導入して、これが理解を得られなかったから、三%から五%に引き上げるときには減税を先行させたんです。そして五%に引き上げた。
今回の消費税引き上げ論者というのは、財源が足りないから消費税を上げろと言っているんです、将来の。しかし、私は、今、行財政改革に専念するのが小泉内閣の役目だと。ここで財源が足りないから消費税上げろとなると、行政改革、財政改革の手綱が緩むということで、私は、仮に今度の九月の総裁選挙で再選されたとしても、これはどうなるかわかりませんよ、小泉再選は一〇〇%ないと言っている人がいるんですから、選挙はやってみなきゃわからない。しかし、仮に再選されたとしても、任期は三年です。三年ぐらいは、消費税を上げなくたって、行政改革、財政改革に専念することによって簡素で効率的な政府をつくる、これが必要じゃないかということで、在任中は消費税を引き上げない、そして、改革なくして成長なし路線をこれからも続けていく、これが私の趣旨であります。