原田義昭の発言 (予算委員会)

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○原田(義)委員 これからも引き続き構造改革をしっかり進めていただきたいなと。きょうも引き続き、菅さんやら各野党の大物が論戦を挑まれるようでありますけれども、それこそ、今までの構造改革の認識、評価、これについて大きな認識の差があるなら、私は、国会解散、国民にその信を問う、こういうような気持ちで堂々と対応していただきたいなと。この国会もまだ、幸か不幸か、あと一週間、十日残っておりますから、ぜひまたよろしくお願いをしたいと思っております。
 一言、経済問題にも触れますが、三千四百六十四億ドル、これは四十兆円に当たりますけれども、これはIMFの最新の数字で、中国の外貨準備高であります。外貨準備高は、日本がちなみに五千四百億ドル、日本と中国が断トツであります。中国だけ見ると、本当に貧しい国か、こんな感じがいたします。
 それに対して、総理、日本は一年間に千七、八百億円のODAを出しています。それで喜ばれるのは結構でありますけれども、しかし、中国が本当にそれに値する国であるか。例えば、経済成長もすさまじいものがある。かたがた、軍事大国でもあります。核兵器も持っている、ミサイルも持っている。有人の人工衛星も、ことし、来年に打ち上げようとしている。オリンピックもある。かたがた、南南協力といって、六百億から七百億円のお金をアフリカやらアジアの小さい国にも送っておるわけであります。
 こういう問題について、やはり中国への経済協力というのを私はきちっと考え直さなければいけないな、こんな感じがするわけであります。中国がきちっと日本のそのことを評価しておるか、こういうことを一回きちっと議論していただきたいな、こう思っているところであります。
 時間がもうほとんどありませんので、あと一点。
 元の水準が非常に低過ぎるということが言われております。今、一ドル八・三元で、事実上の固定相場であります。このことが、世界の経済を非常にいびつなものにしておる。すなわち、中国の価格が非常に安いために、どんどん輸出する。中国へは輸出できない。かたがた、アメリカの経常収支が今大幅な赤字で問題になっていますけれども、これもすべてとは言いませんけれども、ほとんどの部分、中国からの輸出入にかかっておるわけであります。
 そこで、いろいろ、例えばグリーンスパン議長も、きのうきょうと、アメリカの議会で、もう中国にしっかり言わなきゃいけない、こういうことを言っております。いろいろな調査によりましても、大体一ドルは四元から五元ぐらいが一番いい、購買力平価という、そういう特殊な計算でいくと、一・七元でも十分だというようなことも言われるわけであります。中国はそれに対して、いや、これはもう国権の発揚、主権の問題であって、がたがた言うなということを言わんばかりでありますけれども、このことはしっかり、日本もそのことについてきちっとした水準に改めるべきだ、高めるべきだということを私は言いたいと思います。
 日ごろ歯切れのいい財務大臣、ぜひここで歯切れのいい発言をしていただきたいな、こう思うわけでございます。中国に向かって言うのが大変はばかられるなら、天に向かってそのことを答えていただきたいな、こう思っております。どうぞ、お願いします。

発言情報

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発言者: 原田義昭

speaker_id: 20581

日付: 2003-07-18

院: 衆議院

会議名: 予算委員会