佐藤道夫の発言 (外交防衛委員会)

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○佐藤道夫君 あなたも当然お気付きのことだと思いますけれども、アフガニスタンに米軍が進駐、侵攻しまして、そうしましたら、あの侵攻の理由は、同時多発テロを陰で操っていたオサマ・ビンラディンを捕まえるんだと。それから、オマル神父ですか、師ですか、当時のアフガニスタンのリーダーだった彼がオサマ・ビンラディンをかくまっているんだと、彼も捕まえる必要があるんだといって侵攻したでしょう。そして、あの二人がどこへ行っちゃったのか。これまた天に昇ったか地に潜ったか知りませんけれども、全然行方不明になってしまったと。
 一体何なんですか。アメリカの行くところ、アメリカの政策に抵抗していたような者、それは皆行方不明になってしまう。そして、今度はフセイン大統領、これまた行方不明で、アメリカは一言もこのことは言わない。一生懸命、この手あの手捜している。シリアがかくまっているといううわさがあるのでシリアと交渉したけれども、そんなことはなかったとか、そんな情報だって発表はしないでしょう。こんなことが許されるんだろうかと。
 さる情報通が言うには、あれ皆アメリカが消しちゃったんだと。なぜ、逮捕し裁判にでもかけると言っていたんじゃないかと。裁判にかけるには証拠が要りますからね。フセインの犯罪事実は何だと。大量破壊兵器を隠していた。その破壊兵器が見付かっていないでしょう。国連の決議に背いたと。国連の決議に背いたから犯罪になるわけないんであって、裁判にかける材料がない。アメリカの裁判所というのは、日本の裁判所以上に非常に証拠の関係は厳格ですよ、いい加減なことで人を有罪にするようなところじゃありませんから。彼らを裁判にかけたら多分、証拠は全くないんですから、無罪にする。タリバンの指導者のオマル師にしても、それからオサマ・ビンラディンにしても、同時多発テロを唆したと言っているけれども、実行犯は全部死んでいますからね、だれに唆されたなんてこれは証拠はないんですよ、何にも。こんなやつをしかし放置はしておけないからということでアメリカが抹殺しちゃったんじゃないかと、もっともらしい顔して私に話してくれたんで、私、もっともらしい顔して聞いておりましたけれどもね。疑えば多分そういうこともあり得ると、そういう気がするんですよ。
 いずれにしろ、彼らの姿が全く見当たらない。どこかに、地下に何百メーターに潜って今じいっとしているんだろうか。そんなばかなことはない、やっぱりだれかが意図的に消してしまったんじゃないかと、しかもそれごく秘密裏に、うわさとしても漏れないようにやってしまったとしか思えない。
 いずれにしろ、どうですか、彼らの行方についての御検討、考えているでしょう、そして外務省の中でも議論しているでしょう。いろんな情報集めてきて、あなたにこれはこうなっているらしいですよと言う者がいるでしょう、外務省、外務属官の仕事、大変大事な仕事ですからね。どんなふうに聞いていますか、分かりやすくこれまた話をしてください。

発言情報

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発言者: 佐藤道夫

speaker_id: 654

日付: 2003-05-13

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会