小川勝也の発言 (環境委員会)

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○小川勝也君 それで、リゾートなんという言葉は、これ、勝手に私もこう言っていますけれども、それぞれ思いが皆さん違うんじゃないかと思うんですが、実はリゾート法というのがありまして、いろんなところに視察に行きますと、リゾート法というのは、そういう時代もあったな、行け行けどんどんで経済成長とかバブルとか投資とか余暇とか、そういう時代もあったなという思いを私は持っています。そして今、正に時期に合っていないなと。
 そして、これは私の思いですけれども、例えば様々なリゾート開発が行われたけれども、それがうまくいかなくて建物だけ残っているところが相当あります。当該の西表島にも建っています。これは一体だれが壊すのかなという、非常に単純な、経済的な負担も大変大きなものが残るわけであります。
 それで、次の泡瀬干潟も含めて、泡瀬干潟も簡単に言うと、港の整備をしてしゅんせつ土砂を干潟の一部に埋めて、そこに様々なホテルだとかリゾートだとかショッピングセンターを造るという計画だと思うんですが。
 時あたかも、さっきメールから配信されるニュースを見てみましたら、片山総務大臣が全国のリゾート計画について、計画どおりうまくいっていないものもあるので、中止を含めて大幅に見直すようにという、そんな今ニュースが飛び込んでまいりました。自画自賛するわけじゃありませんけれども、今日、このリゾートと環境の問題を質問するのは正に時宜を得ていたなというふうに思っているわけでありますけれども。
 どうですか。今こういう経済、景気の状況の中で、例えば、話はあちこち飛んで申し訳ありませんけれども、諫早湾の干拓事業なんというのも米が足りなかった時代に、あれは諫早湾を埋め立てて農地にするんだという計画を今まで引きずっている。そしてリゾート法とかリゾート計画というのも、これは、いわゆるところの経済成長があって、どんどんどんどん投資したらもうかるぞということと同時に、日本人もどんどんどんどん働いて裕福になってきたんだから、もっと豪華に金を使って遊ぼうじゃないかという、そんな時代だったかと思うんですけれども、私たちの今経済状況でいうと、ちょっと合わないかなというふうに思います。
 そして西表島の場合は、これは民間が開発する。民間の開発事業者の方も、仄聞すると、もうけるためにやるんじゃないんだということが、これ風評として入ってきます。別な目的のためにリゾート開発というかホテル建設をする。この先はなかなか申し上げられませんけれども。
 次に質問しようとしていた泡瀬干潟は、正に国のお金を使ってしゅんせつ土砂を泡瀬干潟という貴重なところに埋め立てて、それで官民挙げてリゾートを造っていこうということなんだそうでありますが、今どきちょっと私は無謀なんじゃないかなというふうに思っています。
 大臣の、ここも多分行っておられないだろうというふうに思いますけれども、一般論で構いませんので、その時代認識と、そして貴重な干潟だということは、これは岩佐先生からも大臣にも質問があったので私は省略しますけれども、経済的な効果を考えても割に合わないんじゃないかと思うんですね。ましてや、民間の方が損を覚悟でやるんならそれも構わないけれども、税金を使ってやるなんという時代じゃないと私は思う。
 そういう意味から、一国民としてでも結構でございます、そういう時代認識についての御感想をいただけないでしょうか。

発言情報

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発言者: 小川勝也

speaker_id: 4765

日付: 2003-04-15

院: 参議院

会議名: 環境委員会