佐々木宜彦の発言 (経済産業委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○政府参考人(佐々木宜彦君) 東京電力の原子炉十七基のうち、福島第一号機につきましては格納容器の漏えい率検査で不正があったことから、平成十四年十一月二十九日に当該機を一年間の原子炉停止処分としているところでございますが、残り十六基につきましても、念のため計画的に格納容器の漏えい率を確認するよう東京電力に対して指示を行って、現在計画的にこれを実施することにいたしております。
 また、炉心シュラウドあるいは再循環系の配管でひび割れが発生した事例を踏まえまして、該当するすべての原子炉について、炉心シュラウドと再循環系配管の点検を順次実施することといたしておりまして、現在東京電力のすべての原子炉が停止中でございます。
 それで、現状でございますけれども、十七基から一基を除きました十六基について所要の点検あるいは工事を実施中でございますけれども、このうちシュラウドと再循環系配管に関し、点検を終了しひび割れが見付からなかったり、あるいは設備が取替え済みなどのためにこれらの設備に係る工事や法的手続を要しないと考えられるものは六基でございます。
 一方、シュラウドと再循環系配管の少なくともいずれかでひび割れが見付かっているものは八基ございまして、これらの八基のうち、シュラウドにひび割れがあった七基については、健全性評価に関する法的な手続やあるいは補修工事を行うこととされております。また、再循環系配管にひび割れがありました七基につきましては、健全性評価を行って設備の健全性を確認した上で、そのまま運転をするためには健全性評価の前提となります超音波探傷試験データの信頼性を確認する必要がありますから、それまでの間に運転を開始する場合には、配管の取替え又は補修のための工事が必要となります。
 残り二基でございますが、柏崎刈羽五、七号機については、現在シュラウド又は再循環系配管の点検を実施中でございます。
 したがいまして、私どもといたしましては、現在停止中のプラントについて、国の定期検査を受検しているものについては、これらの状況を一つ一つ確認した上で、運転が可能な状態になる段階できちんとした国の説明責任を果たしていくことにさしていただきたいと思っております。

発言情報

speech_id: 115614080X01220030424_005

発言者: 佐々木宜彦

speaker_id: 9752

日付: 2003-04-24

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会