岡本巖の発言 (経済産業委員会)

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○政府参考人(岡本巖君) ロシアは九六年ぐらいには六百万バレル・パー・デーぐらいまで石油の生産量は減ったんですけれども、直近では八百万バレルぐらいに増えてきておりまして、サウジ、アメリカ、それに肉薄する大きな産油国になっております。
 他方、ロシアの現在の輸送は、今、先生がおっしゃいましたように、西シベリアを中心にヨーロッパ向けにパイプライン網というのがありまして、東の方にはそういったものがありませんので、シベリアの中のちょうど真ん中辺でございますが、アンガルスクという大きなロシアの中の製油所の所在地に西シベリアからパイプラインがあるという、そこまででございます。そこから東に向けては輸送の手段がございません。
 私ども、正に今、先生御指摘のとおり、石油の中東への依存度というのが八六%というのはどうしてもちょっと高過ぎると思いますので、それの低減をにらみ、ソースの分散化というものを目指すに当たりまして一つの有力なソースになり得ると。油の質も硫黄分が低くて、APIも高い油ということなものですから、こういったものを太平洋側に、日本を始めとする太平洋側に持ってくることができれば、サハリンと併せまして日本の石油についてのソースの多角化というものが大きく進むということで、平沼大臣、さらには小泉総理とプーチン大統領との一月の首脳会談でも、太平洋パイプラインというものについて日本が本気になって協力する用意があるという表明がなされて以後、そういう首脳同士あるいは大臣から先方のカウンターパートの大臣に対する書簡での当方の意向というものを伝えたことを踏まえまして、私、何度かロシアを訪問をして、先方に対して太平洋パイプラインの実現に向けて働き掛けをさせていただいているところでございます。

発言情報

speech_id: 115614080X01220030424_014

発言者: 岡本巖

speaker_id: 18107

日付: 2003-04-24

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会