南川秀樹の発言 (経済産業委員会、環境委員会連合審査会)

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○政府参考人(南川秀樹君) いわゆる環境ホルモンにつきましては、世代を超えた影響をもたらすということで、そういう指摘がございます。したがって、極めて重要な問題だというふうに認識をいたしております。しかし、科学的には未解明な点が多うございます。
 現在、国際的には、OECDなどによりまして試験法の確立を始めとする共同作業が進められております。我が国もOECDの作業には大きな一翼を担っておりまして、経産省、厚労省、環境省、各々分担いたしましてその作業を進めておるところでございます。
 その早急な解明というものが環境保全上非常に重要な課題だというふうに認識をしておりまして、関係省庁が連絡をいたしまして、連携をいたしまして、内分泌攪乱の環境ホルモンのメカニズムの解明、さらにスクリーニング試験手法の開発、そして環境ホルモン作用が疑われる化学物質の有害性評価、さらに実際に環境中のモニタリングというものを行い、その上でリスク評価の在り方の具体的な検討を進めておるところでございます。
 また、環境省におきましては、九八年に環境ホルモン戦略計画という計画を作りまして、それに基づいて調査研究を進めておりますし、この問題、国際協力が重要でございます。毎年、平成十年から世界最大規模の環境ホルモン国際シンポジウムを開催しておりまして、今年は十二月に仙台で開く予定でございます。そのほか、日英あるいは日韓の二国間協力による調査研究も進めておるところでございます。こうした取組によりまして、科学的知見の蓄積等、国際的貢献を進めるとともに、進めていきたいと考えております。
 また、この化審法における扱いでございますけれども、現時点は残念ながら科学的知見の集積に努めているところでございまして、この段階で化審法において環境ホルモン作用に着目した規制というものまで行うことは困難だというふうに考えておりますけれども、引き続き具体的な取組の中で因果関係の解明あるいは標準的な試験方法の確立を、状況を踏まえながら検討していきたいということでございます。
 特に、OECDテストガイドラインというものが国際的にも非常に重要視されておりまして、それが早く確立できるように関係省が協力して、単に国際的な決定を待つんじゃなくて、どんどん日本から発信をしていきたいというふうに考えておる次第でございます。

発言情報

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発言者: 南川秀樹

speaker_id: 20628

日付: 2003-04-16

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会、環境委員会連合審査会