荒井正吾の発言 (決算委員会)
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○荒井正吾君 済みません、次の機会に。
それでは、お聞きいたします。
公共事業の成果評価についてお聞きいたします。
これまで会計検査院の会計検査、国会の決算委員会の審議は、検査、審議の名の示すとおり、国の支出が不正に行われなかったか、目的外に使用されなかったかを重点に行われてきたのは否定できません。不正使用、目的外使用は予算執行の適正化の中心概念だったと思います。これからも適正な予算執行の観点からは重要な視点であることは変わりないものと考えます。
しかし、一方、決算の審査をその後の予算の内容や予算制度の改善に結び付けるには、予算の執行の内容が適法かつ目的内であっても、予算執行の方法に工夫があれば、より効果的な予算執行は可能である場合や、予算の目的が狭く定義し過ぎて全体の効果が上がりにくくなっている場合などについても検討の重点にすべきものと考えます。特に、予算の執行の組織がいわゆる縦割りになっている場合には特に議論すべき場合があろうかと思います。
このような観点からお聞きするのでございますが、例えば地元、奈良でございますが、回っているときに、路側に商業施設のない眺めのいい農道が走っているかと思ったら突き当たりになり、またしばらく細い道を行って、また真っすぐな地方道に出るという、言わばクランクの多い道路体系によく出くわすわけでございます。これは他の地域もそのようなことがあろうかと思います。
これは、農道と一般道が道路利用者という一般の観点から体系的に整備されてきていなかったからではないかというふうに推察いたします。農道には農業従事者の利用という目的があり、目的にかなった支出がされているわけですが、一般利用者から見るとかなりおかしなところもあるように思います。役所の方でもそのように感じられてと思いますが、平成七年度から道路と農道に関する連絡調整会議というものを設置されて、両事業の効率的な整備の促進を図るため、緊密な協議、調整を行っていると聞いております。しかし、都道府県レベルでは、農道担当部局と道路担当部局は、やはりお互いにプライドが高いということもあって、緊密な協議、調整の実にはほど遠いという話も聞きます。道路の現状についてもまだ改良の余地が大いにあるように思います。
このような事例は水循環に係る諸事業の連携にも見られるわけですが、このような目的は異なるが類似の公共事業の連携について、成果はどのように上がっているのか、その成果に対する評価について河崎政策統括官が政策評価の御担当だとお聞きしましたので、お伺いしたいと思います。