宮里邦雄の発言 (厚生労働委員会)

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○参考人(宮里邦雄君) 余り絶対とか絶対でないとかということを言いたくないんですが、つまり解雇ルールの問題、私は、政府案より衆議院の御努力の結果、大変ベターな法案になったというふうに評価しております。しかし、あえてより妥当な立法は何かという点で考えると不十分さが残っているということを申し上げたわけであります。
 ですから、これはなかなか、法律の賛否というのは、私、素人でよく分かりませんが、この条文の改正、それぞれ条文ごとに賛否を問われれば、十八条の二の部分は現時点においては賛成、その他あとの二つの点は反対ということになるんだろうと思うんですね。ただ、基準法一部改正法案全体についてどうするかと、どうも法律の賛否は分離できないようですから、そういうことを申し上げたわけです。
 それから、有期雇用については、これは是非お考えいただきたいのは、つまり有期雇用の持っているいろんな問題について今回の法案がちゃんと手当てしていますかということを申し上げているんです。私は有期雇用絶対反対論じゃありません。
 しかし、上限を拡大することに伴って生ずる問題について立法的手当てがなされていないじゃないですか、規制緩和ありきで。まず規制緩和ありきが先行していると思うんですね。もう少し労働者保護も取り込んだバランスの取れた労働立法でなければならないと。これは今後検討される課題とされているようですけれども、今回はそのこと抜きに、有期雇用の問題点についてこういう手当てもするんだということがあると法案の評価は大きく変わってくるということを強調したいと思います。

発言情報

speech_id: 115614260X02220030611_016

発言者: 宮里邦雄

speaker_id: 1319

日付: 2003-06-11

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会