西藤久三の発言 (農林水産委員会)

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○政府参考人(西藤久三君) 特別セーフガードの状況について御説明させていただきます。
 先生からの御指摘がございましたとおり、ハービンソン議長の一次案及び一次案改訂版におきまして、特別セーフガードに関しまして、先進国につきましては、関税削減実施期間、仮に五年と置いておりますが、五年間の終了時に提出するか、あるいはその後、二年後に提出するという案になっております。
 この特別セーフガードをめぐりまして、アメリカ、中国等は廃止を主張している。あるいは、豪州、ケアンズ諸国、豪州等のケアンズ諸国、一部の途上国は、先進国については廃止、併せて、途上国については継続していくという主張でございます。私ども日本・EUフレンズは、約十五か国ございますが、特別セーフガード制度、関税化の言わば見合いでできた制度でございますので、その維持を主張している状況にございます。
 また、あわせて、先生御指摘の言わば季節性のある産品についてのセーフガードの問題でございます。
 私ども、我が国、季節性があり腐敗しやすい品目についての特別セーフガードの適用を主張している状況にございますが、今までの状況の中で、日本、韓国、スイスの三か国の主張にとどまっております。一方で、先ほど申しましたように、途上国のみについては特別セーフガードの適用拡大をすべきという主張がケアンズ諸国を始め多くの国で展開されている状況にございます。
 私ども、こういう状況の中で、特別セーフガードは、先ほども申しましたように、ウルグアイ・ラウンド合意の際に関税化した品目に対する言わば特別措置で、そういう経緯からして、これは維持しながら、更に我が国の主張に理解が得られるよう、途上国との働き掛け、途上国についての特別セーフガードの拡充ということがあるわけですので、そういう働き掛けを強化していきたいというふうに思っております。

発言情報

speech_id: 115615007X00420030326_011

発言者: 西藤久三

speaker_id: 20973

日付: 2003-03-26

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会