太田豊秋の発言 (農林水産委員会)

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○副大臣(太田豊秋君) ただいま田中委員の方から水産加工業の現状とそれから基盤強化対策いかんというふうなことで御質問いただいたわけでありますが、今、田中先生がおっしゃったように、もう確かにこの水産加工業では、平成十三年におきまして一万一千の経営体の中で二十万人が雇用されておるわけでありますし、また年間にいたしましても三兆七千億円の水産加工品を生産しておること、先生おっしゃるとおりであります。
 そういった中で、水産物のやはり周年安定供給あるいはまた漁業地域の雇用の場の確保に、これは水産加工業というのは大きな役割を果たしているというふうに考えておる、おります。また、水産加工業には国内の漁獲物の約四割弱がこちらの方に仕向けられていると推測されておりますので、漁業経営の安定にも相当にこれは寄与しているものだというふうに考えられます。
 また一方、水産加工業の経営体は中小零細なものがほとんどでございまして、従業員が三百人以下のものがもう九九・八%を占めているというふうなことであります。そして、二十人以下のものがそのうち七五%をその経営体が占めているというふうなことで、本当に弱小中小企業、零細企業だというふうに考えられるわけでございまして、近年の景気の低迷とかあるいは輸入水産加工品の増大などを背景に水産加工業をめぐる状況というのは大変厳しく、経営体数あるいは生産量はともに減少傾向で推移しているのが現状でございます。
 それで、今後の強化対策というふうなことでございますが、水産、農林水産省といたしましては、こうした水産加工業の現状にかんがみまして、まず加工業者が共同で行う原料魚の調達方法の改善や経営診断の実施、また水産加工資金の融通や共同利用施設の整備を推進するとともに、地域特産加工品のブランド化の、ブランド化に取り組んでまいりまして、そして差別化を促進していきたいと。また、都道府県や研究機関による水産加工品の高品質化技術、高付加価値化技術の開発を促進するなど、各般の施策を実施することといたしておりまして、水産加工業の基盤、事業基盤の強化を図り、水産加工業の振興に努めてまいりたいと、このように考えております。

発言情報

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発言者: 太田豊秋

speaker_id: 28681

日付: 2003-03-27

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会