田中直紀の発言 (農林水産委員会)

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○田中直紀君 農林水産省の中に消費・安全局を設置をいたしまして新たな施策の遂行ということで、力を入れてやっていただきたいと思います。
 お手元に配付させていただいております「水産物の安全・安心確保の対応」ということでまとめさせていただきました。先ほどお話がありましたように、生産段階あるいは流通、加工、消費、こういう段階が二つ大きく分かれるわけでありますが、現在の水産物の規制、法の規制あるいはモニタリング、監視あるいは保全の体制、そしてまた流通、加工、消費の段階におけるいろいろなチェック、検査の充実強化、こういうものがなされておるわけでありますが、若干説明をさせていただきますと、先ほどお話がありました医薬品の管理、ホルマリン等の規制という問題があります。これは薬事法に従って規制をされておるということでありますし、養殖の水産動物用飼料ということで、これは抗生物質の使用が輸入につきましてもウナギやエビでいろいろ問題を提起されたこともありますが、これにつきましては飼料安全法で規制をしておる。
 それから、漁網の防汚剤については、これはちょっと我々もなじみがないんですが、化学物質審査規制法、こういうもので有機すず化合物等の規制が行われている。そしてまた、有明海等で若干議論があったわけでありますが、酸処理剤、これは食品衛生法において対策がなされておるわけでありますが、そのほかに海洋汚染防止法、廃棄物処理法、こういう法律に従って規制をされておるということでありますが、役所間の縦割り行政というものが食の安全において大変そういう面では問題になりましたが、やはり規制をされておる法律が非常に多岐にわたるということでありますから、農林水産省が中心になって安全を充実させていくと、強化していくということでありますが、是非この横の省庁との関連、それから各法案を見渡せるような対策がまず必要ではないかというふうに申し上げたいと思います。
 それから、漁場の環境の監視、保全ということでありますが、御存じのとおり、有害物質対策ということでダイオキシンの関係あるいは水銀やPCB、これはやはり調査をし実態を報告をしていただいているわけでありますが、その後やはり着実に改善がされておると。それから、地域によって急に問題が出てくるというようなことがないように監視をする、保全をするという中にあって、先般、有明海の問題の中で水産総合研究センターに視察に参りました。各地点で温度が、水温がすぐにセンターに連絡が入ると、何か所かでありましたけれども。ですから、そういう研究センターを活用するなりして安全対策というのを全国に、予算の問題があろうかと思いますが、やはり着実にモニタリングをして、そしてそういう問題が見落とさないような監視体制が必要ではないかというふうに思います。
 今回の水産加工業の問題は、流通、加工、消費の段階になるわけでありますが、右の方で、水産関係ということ、加工関係ということで品質管理、HACCPの導入の促進というものがあります。また、輸入食品の安全性の確保あるいは遺伝子組換え、そしてまた水産物の表示の充実、適正化ということで、まずこれはJAS法があるわけでありますが、その辺の水産加工品の原料・原産地表示対象品目の拡大等、いろいろ対策は打ってこられておるようであります。それから、水産物の生産工程履歴の導入、普及。こういう多岐に大変わたるわけでありますので、是非農林水産省として、水産物を始めとする食品の安全性の確保のためにどのような組織を充実をさせ運営をしていくかということをしっかりと方針を立てる時期ではないかというふうに思っておりますし、食品安全委員会との関連はどういうふうになっておりますか、大臣にお伺いいたしたいと思います。

発言情報

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発言者: 田中直紀

speaker_id: 11731

日付: 2003-03-27

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会