亀井善之の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(亀井善之君) 森林は、成長の過程で光合成により温室効果ガスである大気中の二酸化炭素を吸収し、炭素として貯蔵することから、地球温暖化防止においては大変重要な役割を果たすわけであります。
京都議定書におきまして、我が国は、地球温暖化防止のための国際的な公約である二酸化炭素削減目標の六・〇%のうち、森林による二酸化炭素吸収目標として三・九%の算入が認められておるわけであります。これは諸外国と比べて国内の森林面積に対して大きな森林吸収量が認められたものであり、我が国において森林吸収源対策は重要な位置付けとなっております。
しかしながら、昨年三月十九日に地球温暖化対策推進本部において決定された地球温暖化対策推進大綱に示されているとおり、現状程度の水準で森林整備等が推移した場合には確保できる吸収量は三・九%を大幅に下回るおそれがあり、我が国に必要な吸収量を確保するために、健全な森林の整備、木材利用の推進等を強力に推進する必要があるわけであります。
このため、地球温暖化対策推進大綱に基づき、昨年十二月に地球温暖化防止森林吸収源十カ年対策を作成したところでありまして、今後、健全な森林の整備、保安林等の適切な管理・保全、国民参加の森林づくり、木材及び木質バイオマス利用の推進、報告・検証体制の整備の五つを柱とする取組を関係府省と連携を図りつつ総合的に推進していく考えであります。
今後とも、地球温暖化防止を始め国土の保全、水源の涵養などの多面的な機能が持続的に発揮される多様で健全な森林の育成に向けまして、必要な財源の確保に努めるとともに、コスト縮減を図り、森林吸収源対策の着実な推進を図ってまいりたいと、このように考えております。