石原葵の発言 (農林水産委員会)
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○政府参考人(石原葵君) 今回の米づくりの本来あるべき姿の実現を目指しました米政策の改革、これを着実に実施するためには、農業者・農業者団体の意識改革を図りつつ、全国の農業者を始めとする関係者に改革の趣旨を十分理解していただきまして、改革を行う際に現場で混乱が生じないようにすることが重要であるというふうに考えております。
このような考え方から、これまでも地域における周知活動を精力的に行うことを基本としまして、一つには、全国あるいはブロック別の説明会を始め、都道府県、市町村、集落等のレベルでの説明会を実施しております。この説明会には大臣、副大臣、政務官にも御出席いただきまして、各段階に応じて実施しているところでございます。
それからまた、農家の方にも分かりやすいパンフレットの配付に努めております。これは、役所の方で作るだけでありませんで、農協系統の方でもより分かりやすいパンフレットを作りまして周知徹底に努めているところでございます。それからさらに、メールマガジンやホームページを使いました広報活動の実施等に努めてきたところでございます。
今後におきましても、八月末の予算の概算要求時等の節目節目におきまして、関係者に対し施策の詳細について周知を図るつもりでございます。
さらに、地域水田農業ビジョンの策定に向けた議論の場におきまして米政策見直しの趣旨等について説明を行うこととしております。特に我々が期待しておりますのは、この地域水田農業ビジョンの作成でございまして、より多くの農業者の皆様にこの地域水田農業ビジョンの策定にかかわっていただく、それを通じて今回の改革の趣旨を十分理解していただくことが重要であろうかと思っております。
なお、この地域水田農業ビジョンの策定の取り掛かりといいますか取組の状況、四月下旬から五月の上旬にかけまして、取組状況を地方農政局等を通じて市町村へのこれアンケート調査でございますけれども行った結果では、スタートしたという回答をした市町村が一八%でございました。これが、一か月後の六月上旬に取りまとめたところでは、これが三六%に増えているということで、倍になっているということでございます。
我々、こういう地域水田農業ビジョンの取り掛かりが、取組が進むことによりまして、それの策定作りに農業者に参加していただければ、よりこの改革の趣旨、改革の内容、そういうものに御理解をいただけるのではないかと考えているところでございます。
それからまた、各地域における周知徹底活動の工夫事例がいろいろございます。非常に進んでいるところと後れているところございます。我々としましては、そういう進んでいるところの先進地の事例といいますか、そういうものを収集、紹介することによりまして、情報の共有化にも努めているところでございます。
以上のような措置によりまして、農業者の不安が生じないようにするとともに、改革が円滑に進められるように努めていきたいと考えているところでございます。