筆坂秀世の発言 (武力攻撃事態への対処に関する特別委員会)
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○筆坂秀世君 何も分かっていないんです。何も分かっていない。分かっていてそう言っているのか分かっていないのか、どっちかですよ。
大体、コンバットゾーンについてアメリカの統合参謀本部はどういうふうに言っているかといえば、戦闘部隊が作戦遂行のために必要とする地域というふうに規定しているんです。兵たん地域とも明確に区別しているんです。兵たん地域はコミュニケーションゾーンというふうに呼んでいます。
福利厚生と言いますが、別にこれは福祉施設造っているんじゃないですよ。要するに、危険な地域なんですよ。戦闘で負傷したり死傷、死んだりする、だから給与体系を特別にしていると、こういうことなんです。
例えば、これはアメリカの陸軍幹部学校の教本です。コンバットゾーンについてどう言っているか。射撃、砲撃は毎日発生する、死の恐怖は広がっている、コンバットゾーンではいつどこで敵が現れるかもしれないが、常にストレスがあり、不確実性に満ちているというふうに指摘しているんです。そういうところなんですよ。
しかも、テロ特措法で行っているんだということをおっしゃった。しかし、石川統幕議長、何と言っていますか。このキティーホーク、これがテロ特措法のためにキティーホークが動いていると、それはアメリカを信じるしかないと言っているんですよ。
しかし、さっき私が言ったように、イラクに対する監視爆撃行動であるサザンウオッチにちゃんと参加しているんですよ。しかも、開戦前だということも防衛庁は言うんです。しかし、コンバットゾーンというのは開戦の前から指定されるんですよ。アフガンのときだって三週間前に指定されたんです。二月二十五日でしょう、補給したのが、「ときわ」が。二月二十四日の国防総省、ペンタゴンのホームページ見ると、既にその地域はコンバットゾーンに指定しているというふうに書いているんです。あなた方の全くのごまかしです。これは福利厚生の範囲だと、何を言っているんですか。さっき自民党席からやじ飛んだとおり、戦うところなんです。正に戦闘地域なんですよ。そういうごまかしで、実際には、ある制約を破って行っているんですよ。そして、その制約を今度は法律の上でも取り払おうというのがあなた方のねらいなんですよ。
もういいです。だってあなたの答弁聞いたって、いいよ、もう同じことばっかりだから。
本当に私、周辺事態、これを武力攻撃予測事態、これ読み替えるだけで話ががらっと変わってしまうんです。行けるようにするんです。制約取り払うんです。そこに本当に一番の大きなねらい。
もう一つ、私、時間がなくなってきましたからあれですが、新ガイドラインで約束したもう一つの問題に、施設の使用という問題がありますね。民間の空港、港湾の使用は周辺事態法で法的な義務とされました。新ガイドラインでは、しかし、新たな施設・区域の提供ということも約束しています。有事三法案の一つ、自衛隊法改正案では、予測事態の段階で陣地を作れることになっていますね、法案では。この土地は米軍に提供することが大きな目的の一つになっているんじゃないですか。