渡海紀三朗の発言 (文教科学委員会)

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○副大臣(渡海紀三朗君) 独立行政法人化の一つの大きな目的は、効率的な運用、民間的手法の導入によって、効果、効率的に運用すると書いてあるんですね。これを読んだときに、私は今までのやり方は効率的ではなかったのかというふうにも思ったわけでありますが、今、委員御指摘のように、やはりこれからがいろんな意味で変わっていくんだというふうに思っております。そして、変わるための枠組みを今どういうふうに作ればいいか、これが大事なんだろうと。より自主的な運用の部分を増やす、また、よりある意味、人間の交流をスムーズにする、こういったことによって選択肢が広がる。その中で、委員御指摘のような自主的な財源の確保という問題も整理をされてくるというふうに思っております。
 これは将来として、そういったことを有効、効率的に活用することによってどういう選択肢があるか、これを中期目標なり中期計画の中でしっかりと見極めながら運用していきたいというふうに考えておるところでございますが、現行の状況をちょっとお話しいたしますと、科学技術センターの五隻につきましては、年間二百七十日から三百日程度にわたって運航いたしております。これでもまだ実は研究者の要求におこたえできない、待っていらっしゃる方がいる、こういう状況でございます。
 あと、東大から二隻来るわけでございますが、これは今、最大限の実は運航をやっております。最大限というのは、二百日弱、百八十日ぐらいだと思いますが、これは、むしろ人員、運航する人員とか、そういった制限の中でちょっともう少し効率的にこれは使えないかな、この課題は解決しなければいけないというふうに思っております。
 ただ、人員といいますと、先ほどの御質問で人件費のお話があったわけでありますけれども、これはなかなか簡単に、人数を増やすということになりますと、これはまた先ほどの御質問の趣旨に反するような方向になるわけでございますから、その辺のところを知恵を出して、例えば一定期間なら外部委託をやって、その中でやるのかと。ただ、これにつきましても、現行の状況については、今やっている運航でいわゆる研究者の要求が、全然不足している、もっと使わせてくれという状況でございますので、その辺を、具体的に独立行政法人化したときにどういうことになってくるのかということを見極めながら、当然、自主財源というものを求めていくような工夫は全体として、船だけの問題じゃなくて全体としてやっていきたい、その中で有効利用を図っていくということを努力してまいりたいと考えておるところでございます。

発言情報

speech_id: 115615104X00920030422_018

発言者: 渡海紀三朗

speaker_id: 30413

日付: 2003-04-22

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会