江本孟紀の発言 (文教科学委員会)

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○江本孟紀君 今、いろいろお話伺いまして、海洋に関する基盤的な研究開発にこれらの船、船舶は必要であるということも分かりましたし、それから、今お話しになったような、あくまでも研究と開発が目的という機構でございますから、当然、採算性とか節約なんというのは余り考えないというふうに思います。しかし、そうはいっても、やはり時代が費用対効果というものを求めておりますので、本来なら、多少意見が違うかも分かりませんけれども、こういう船が本当に活用されればこれはすばらしいことだと思いますけれども、ちょっと角度を変えれば、宝の持ち腐れみたいにならないように、いい利用の仕方をしていただきたいと思います。
 自主財源確保というのはなかなかそう簡単にできるものではないと思いますけれども、実際には海洋科学技術センターがかかわって今まで商品化されたものもあると思うんですね。
 例えば、私のふるさとの高知県の室戸沖で深層水が発見されました。これは、先ほど深層水のお話も出ましたけれども、今では飲料水やそれから医薬品、化粧品と、それから、高知は酒飲みが多いですけれども、すぐ酒の方に行ってしまって、焼酎なんかにも商品化をされて、大変高知の財源にとってはすばらしいものがあるんですけれども。
 この深層水というのは、私もちょっと調べてみたら、何なのかなと思ったら、北極や南極で生まれた冷たい水が秒速数センチといった程度で、二百年も掛かって海洋循環によって流れてくるものであるというふうに言われておるんですけれども、それ、そう言われればなるほどすごいものだなと感心しましたけれども、これにはマグネシウム、カリウム、カルシウム等が豊富に含まれて、更に血圧の降下作用があるというふうにも言われております。
 それ以外にも、現在、実用化に一番近いエネルギー以外の海洋資源があれば教えていただきたいと思いますし、また、そういう場合に、商品化された場合の特許権の帰属など、これは財源につながってくるのではないかと思いますけれども、その辺のお考えをお聞きしたいと思います。

発言情報

speech_id: 115615104X00920030422_019

発言者: 江本孟紀

speaker_id: 29552

日付: 2003-04-22

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会