白川哲久の発言 (文教科学委員会)
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○政府参考人(白川哲久君) 御説明申し上げます。
今、先生御指摘になりましたのは、メタンハイドレートと言われている物質のことであろうというふうに思われます。このメタンハイドレートは、低温、高圧の条件下で水の結晶構造の中にメタン分子が取り込まれた格好になっておりますシャーベットのような状態の固体物質でございます。一立方メーターのメタンハイドレートを分解をいたしますと、ほとんど水なんでございますが、水が〇・八立米、しかし、それ以外に、その中に含まれておりますメタンガスが解放されまして、大気圧下ではメタンガスが百七十二立米に膨らむと申しますか、そういう非常に凝縮されたメタンガスがシャーベット状で存在をしておるということでございます。
これは、したがって、高圧でなおかつ低温下というふうな条件が必要でございますが、例えば陸上でも永久凍土の下部なんかにはあるというふうに言われておりますし、それから、今、先生お話しになりました深海でございますけれども、深部五百メーター程度よりも深いところの深海の地層中にこのメタンハイドレートが存在をしておるというふうに言われておりまして、日本の近海にも、これはある試算でございますけれども、我が国の天然ガスの消費量、これは一九九九年度で比較をいたしますと、約百年分に当たるようなメタンハイドレートが存在する可能性があるというふうに言われておりまして、将来の新しいエネルギー資源として期待が高まっておるということは間違いないというふうに思います。