小泉純一郎の発言 (予算委員会)

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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 今回のイラク問題につきましては、できれば平和的解決が望ましいというのは、日本のみならず、アメリカにしても国際社会にしても、これは心からそう思ったと私は考えております。だからこそ、粘り強く何回も何回も議論を重ね、イラクが国連決議を誠実に果たすよう求めてきたわけでございます。
 しかしながら、この一連の決議にイラクが十分協力してこなかったと。大量破壊兵器あるいは毒ガス等の化学兵器、また病原菌、炭疽菌等の生物兵器、こういうものを保有しているという疑惑が払拭できなかった。こういう恐ろしい大量兵器、化学兵器あるいは生物兵器を何とか廃棄しなきゃならないという願いにイラクが十分こたえてこなかったということに今回のイラクとの戦いの原因が私はあると思っております。
 やはり戦争というものは避けなきゃならないことでありますが、もしもこのような恐ろしい危険な兵器が、過去、隣国を侵略したり、あるいはそのような恐ろしい兵器を使った、独裁者の手に渡った場合にどのような危険に我々が直面するかというのは、一昨年の九月十一日のニューヨークでのテロ、あるいはアメリカ国防省のペンタゴンへのテロ、兵器でない民間航空機を使ってもあのような悲惨な状況に陥るわけであります。これが兵器として使われたら、何千人じゃ済まない、何万人、何十万人の何にも関係ない市民が悲惨な状況になると。これを防ぐためにはやはり排除しなきゃいかぬということでアメリカ始めイギリス等立ち上がったわけでありまして、私は、今回の戦闘の原因は、まず、イラクが一連の国連決議を遵守してこなかった、十分に協力してこなかったことに最大の原因があると思っております。

発言情報

speech_id: 115615261X01620030324_006

発言者: 小泉純一郎

speaker_id: 9434

日付: 2003-03-24

院: 参議院

会議名: 予算委員会