2003-10-06
参議院
森山裕
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会
森山裕の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会)
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○森山裕君 御答弁いただきありがとうございました。
やはり、国民の支持を得るためにはできる限り詳しい情報の公開が必要であると思いますし、そのことが自衛隊の留守家族の方々に対しての一番の配慮につながるのではないかなというふうに思っております。
また、国際社会の努力でアフガニスタンがどのように変わったのかということを政府の立場で国民に知らせていく努力というのを今後も是非続けていただきたい。そのことをしっかりと国民が理解をすることによって国民は安心もするでありましょうし、また国際社会の中で日本がどう生きていくのかということを自問自答するいいきっかけになるのではないかというふうにも思いますので、今、総理から一工夫、二工夫要るのではないかという御答弁でございますから、政府として更に積極的なお取組をお願いをしておきたいと思います。
次の質問に入ります。
テロ対策特措法は、九・一一同時多発テロ事件を契機とする国連を始め国際社会のテロ根絶に対する断固たる決意を受けて、我が国の国際約束であることは言うまでもありません。しかしながら、その後におけるアフガニスタンを始めイラクの情勢、はたまたヨルダン、サウジアラビア、インドネシアなど、アルカイダが関与すると見られる自爆テロ事件が相次いだため、国民の間に漠然とする不安が高まっているかに感じます。
他方、テロに対決することが現地の人々を戦闘に巻き込み、子供や女性、老人に犠牲が出ていることを理由に、テロに厳しく対処すること自体が非人道的で間違っているかのように主張する情緒的な議論があります。甚だしいのは、国連主義の復活云々と言い立てております。
我が国は、戦後五十八年、半世紀以上、余りにも平和と安逸を享受し過ぎたため、国家の平和と安全を守る権利と義務をほとんど他人事としてきたように思えてなりません。
こうした風潮に一撃を与えたのがテロとしての拉致事件であったと思います。国際関係とは複雑にして怪奇、かつ峻烈であります。安逸と豊潤に惰眠をむさぼった結果、国家や国民、あるいは一人の人間の在り方の根本まで揺るがす様々な負の社会現象が横行し、将来の国家の存立に不安をかき立てているように思えます。
総理は、拉致問題を含め、問答無用のテロと戦う理念と国策を国民に分かりやすく具体的に説明をし、そのための覚悟を国民に訴えるべきではないでしょうか。一国平和主義や幻想平和主義が国民をいかに堕落させたか、国民的議論を喚起すべきであると思いますけれども、総理の基本的なお考えをお聞かせいただきたいと思います。