福田康夫の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会)

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○国務大臣(福田康夫君) 幾つか御質問ございましたので、私からまず答弁させていただいて、しかる後、総理から必要に応じて御答弁いただくということでお許しをいただきたいと思います。
 まず、このテロ特措法でございます。これ、有効期限はこれは二年間ということでございますけれども、この法律の附則第四項におきまして、二年以内の期間を定めてその効力を延長するということは可能になる、そういう仕組みになっておるわけでございまして、正にその二年が過ぎて、この附則の二年間の延長ということを適用させていただくと、こういうことになったわけであります。
 この、なぜ二年かといったようなことになりますと、これ、一概に申し上げることはできないんでありますけれども、これは正にアフガニスタンの現状ですね、アフガニスタンが復興する、若しくはそのアフガニスタンが国としての形を整えることができるようになるように今国際社会が力添えをしていると、こういう段階でありますけれども、それがはっきりと見届けられるように、例えば憲法制定のロヤ・ジェルガ、これは十二月に開催するという予定でございますけれども、これが成功するように国際社会の協力が必要だと。また、来年の六月になりますと総選挙をやろうと、こういうことでありますけれども、そういうプロセスを経て正統政府が樹立するように、そのように国際社会がこぞって協力をしていると、こういうような目的を持っているわけでありまして、そういうものを見届けた上で国際社会が今後いろいろな協力をし、そして、しかし独立できるならばだんだんと手を引いていくと、これは当然のことなんでありますけれども、そういう大きな目標を持っておるわけであります。
 しかしながら、現状の状況というのは必ずしもそういうものが安易に達成できるというような状況でもない部分もございます。例えば、治安状況を見ましても、南東部におきましては極めて不安定な状況があるということがございます。
 しかし、カブール、また周辺地域、これは比較的安定をしておる。これは、ISAFですね、ISAFが今中心になって活動しておりますけれども、その地域は比較的安定してきていると。それから、北部、西部、中央山岳部、これも比較的安定をしておる。これは、軍閥の抗争もこの地域は多かったんですけれども、これも鎮静化してきていると、こういうような状況でございまして、そういうような鎮静化のための国際社会の取組が今活発に行われている。
 それを、そういうような状況の中で我が国が海上における輸送艦、輸送艦による給油活動を続けているということであります。これはもう御案内のとおりでありますけれども、タリバンとかアルカイダとか、そういうようなテログループが海上を伝って海外に逃走するとか、また危険な物資の輸出入をするとかいったようなことを防ぐと、こういうような観点から今なおこの活動というのは、海上における活動というのは続いておりまして、その活動に我が国は協力をしている。そして、その協力も一定の成果を収めておりますけれども今後もしばらくの間続くだろうと、こういう予想の下に今回二年間の延長をお願いをしていると、こういうことでございます。
 いつ終わるかというようなことについて今一言で言えるような状況ではありません。全体的な状況を見ながら、また国際社会がどういう取組をしているかということを見ながら慎重に判断をしていく、そういうものであろうかというふうに考えておるところでございます。

発言情報

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発言者: 福田康夫

speaker_id: 5556

日付: 2003-10-06

院: 参議院

会議名: 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会