小泉純一郎の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会)

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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 時限立法でなくて恒久法についてどうか、また国連の常任理事国入りについての考えはどうかということでございますが、恒久法で国際社会の平和の定着にどのような日本としてやるべきことがあるか、また現行の憲法の範囲内でできるかという点については、今後よく検討する必要があると思っております。
 これは、今までもその都度、あるいはアフガンのこの対テロについてもイラクの復興支援についても法律を作って、そのための自衛隊活動、何ができるかという議論をしてまいりました。一般的に、こういう国際社会の紛争に時々に対処するのではなく、今後どのような事態にも対処できる恒久法を制定すべきという声があるものですから、これについては今お話ししたように、各方面の意見をよく聞きながら、そして日本の現行憲法の中で、範囲内で何ができるかということについては、十分時間を掛けて慎重に検討したいと思っております。
 また、国連の、安保の、安保理理事国入り、国連改革に関連することでありますが、今の時点において日本は、国連で、安保理で決議され、それじゃ、国際紛争の防止のためにあるいは治安活動のために多国籍軍を編成しようという国連決議が出された場合、日本は現行憲法でできるのかどうかと、そういう疑問が当然出てきます。
 それで、じゃ、今、安保理事国になったらば、今の理事国はできますね、紛争防止についても。自国の判断で軍隊を過去派遣してまいりました。今、それでは、日本も安保理事国になりたいと手を挙げてなった。で、仮にそういう決議がなされた場合、はい、今の日本の憲法ではできませんと言って許されるのかどうか。そういうことがあるから私は、今の現行憲法、日本ではこういうことはできませんと、しかし日本として相応の役割を果たしていきたいし、今の安保理の理事国の構成はおかしいんじゃないのかと、変えていいんじゃないかという議論は堂々すべきだという立場なんです。
 だから、その点をよく議論して、国民感情、現行憲法の範囲内でできることできないことをしっかり踏まえて、今の安保理の状況のままでいいと思っていないと、やっぱり改革が必要だという点で安保理の改革に積極的に取り組むべきではないかというのが私の考え方でございます。

発言情報

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発言者: 小泉純一郎

speaker_id: 9434

日付: 2003-10-06

院: 参議院

会議名: 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会