2003-10-07
参議院
若林秀樹
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会
若林秀樹の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会)
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○若林秀樹君 民主党・新緑風会の若林でございます。
今日は十月七日ですか、一年を振り返るには早いんですけれども、今年年初からイラクの問題、米国のイラク攻撃、そして連休明けると有事法制、そしてイラクの支援法、そして今回この特措法の延長ということで、正に安全保障政策の当たり年と言うとちょっと変ですけれども、非常にエポックメーキングな年になるんだろうというふうに思います。そういう意味では来年もその流れは続くだろうというふうに思いますけれども、少し一年間を振り返って質問をさせていただきたいなというふうに思っております。
今日は七十五分という比較的長い時間をいただいたので、ちょっと冒頭、少し私の感想なり最近感じたことをお話をしたいと思うんですけれども、ちょうど先月ですか、九月の十一日の日にニューヨーク行きの飛行機に乗りまして、正にセプテンバーイレブンの二年後に飛行機に乗って行ったわけでございます。乗った瞬間、嫌な感じがやっぱりするわけですよね。話題の中でもそういうことがあるということで、万が一乗っ取られたらどうなるのかと。ひょっとしたら、それが分かればアメリカ軍に攻撃されるんじゃないか、撃墜されるんじゃないかというような雰囲気もありまして、もちろん寝て起きて、ああ、無事着くんだなと思ったときに、窓の下を見渡しますと、ニューヨークのマンハッタンには貿易センタービルがないという現実にまた引き戻されまして、非常に複雑な思いでおりました。
そのニューヨークでの議論のテーマが国際刑事裁判所でありまして、これについて後ほどお話をさせていただきたいというふうに思います。
それからもう一つ、今年のやはり私にとってショックだったのは、イラクに行くことができましたけれども、あのデメロ特別代表とお話をし、あの執務室が爆破されたということであります。私は、あそこにいて、ああ、ここが爆破されるのは最後だろうというふうに思ったわけです。なぜなら、イラクの国民のために、イラクの国のために復興している、そのために来た人たちを殺すなんということはあり得ないというふうに私は思いましたが、残念ながら、むしろああいう形で攻撃されたということで、デメロ氏は本当に、印象的に残っているんですが、アメリカという国を気遣いながらも、国名は出さなかったですけれども、やっぱり国連というのがイラク復興のために一番役に立つということを証明したいんだということを本当に私に向かって言っておりましたので、本当に残念だなというふうに思っております。
そういう意味では、正にソフトターゲットというんでしょうか、これからは日本も本当に気を付けなきゃいけない時代に入っていくんではないかなというふうに思っております。
今日の私自身のテーマなんですけれども、質問を作って振り返ってみますと、テーマは私はやっぱり政府の説明責任ではないかなというふうに思っております。これは、我が国のみならずイギリス、アメリカも直面している問題でありまして、そのことが非常に今重要なんではないかと。なぜイラクを攻撃を米国がしたことを支持するのか、なぜイラク支援法が必要なのか、なぜここで特措法が必要なのかということをやっぱりきちっと国会審議を通じて、あるいは政府の責任としてしなけりゃいけないことが多いんではないかという感じはしております。
その上で、まず第一番目の質問でありますが、官房長官に、この一年間を振り返って、来るであろう総選挙において外交安全保障上ではどのようなテーマについて国民の判断を仰ぎたいか、まずお伺いしたいなというふうに思います。