カマレシュ・シャルマの発言 (安全保障委員会)
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○シャルマ参考人(通訳) 真実の追求ということに関しましては、この問題はあらゆるレベルで対応がなされております。
まず第一は、いわゆる重大犯罪ではないと思われるような犯罪に関する取り組みでありますけれども、真実和解委員会というのができまして、それが今まで一年半にかけて活動をやってきております。
彼らがやっております活動というのは、例えば、そのような犯罪行為を行った犯人それから被害者とを同じ場に会わせまして、そしてその場で許しが可能であるかということについての対応がなされます。まず、犯人の側が、今自分たちがどういう気持ちであるか、後悔をしている、そして自分があのような行為を行ったことは非難さるべきことであるということを表現し、そして、それに対してはある一定程度の罰というのが規定されておりますので、例えば肉体労働でもってその罪を償うというようなことができれば、犯人、被害者双方にとって新たな出発になるということで、このような取り組みが成功裏に東ティモールの各地で行われております。これが東ティモールの社会に対して新たないわば調子といいますか、新たな雰囲気をつくり出しているということが言えると思います。
二番目のレベル、これはいわゆる重犯と呼ばれるような殺人、強姦、拷問、それに類するような犯罪についてでありますが、UNMISETがやっておりますのはインフラを提供するということです。検事、特別法廷、国際判事、弁護団、それからまた裁判所に対するサポート、そういったようなものを我々が提供しております。そして、九九年当時、いわゆる重犯と呼ばれるようなことで何があったのかということについての活動、探求がなされております。
現在、いわゆる甚だしい凶悪犯というふうに特定される案件が十件特定されておりまして、事務総長報告の中にも一つレコメンデーションとして入っておりますけれども、現在、この重犯、十件の特定された案件に関しましては、コンソリデーションフェーズというのが一年あると言いましたけれども、その地固めの段階においてもこの対応というのは継続されるべきであるという提案が記載されております。それが継続されるということによりまして法律的な手続にもっと時間的な余裕が生まれるためにも、この地固めの段階においてもこの取り組みは継続されるべきと提案されています。
次に、石油資源についてですけれども、東ティモールが望んでおりますのは、オーストラリアとの二国間関係で、この問題について何らかのぜひ動きがあるように望んでいるということであります。すなわち、海上の国境線の画定をぜひしてほしいというふうに東ティモール側は望んでおります。
なぜならば、海上における国境線を画定すれば、石油資源、ガス田などの資源は東ティモールの経済水域の方に落ちるであろうというふうに考えているがために、この動きはぜひ動かしてほしいと東ティモールは思っておりますけれども、当然ながらこういうプロセスでありますので、そう短期間に片づくというものではありません。若干の時間はかかると思います。
しかし、もちろん、この石油資源というのは東ティモールの国家収入にとりましても大事な問題ですから大切な問題ではありますけれども、この件がこの地域にとって、あるいは二国間関係にとって不安定要因になるというふうには私は考えておりません。