阿久津幸彦の発言 (外務委員会)

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○阿久津委員 民主党・無所属クラブの阿久津幸彦でございます。
 本日は、三条約の承認案件についてまずお伺いをしたいと思います。
 初めに、千九百九十二年の油による汚染損害の補償のための国際基金の設立に関する国際条約の二千三年の議定書について伺いたいと思います。
 私の印象では、我が国はついこの前、一九九二年基金による三百二十五億円、二億三百万SDRですかへの補償引き上げの国内法整備を終えたばかりです。しかも、これまでのタンカー事故で最大級と言われるロシアのタンカー、一九九七年のナホトカ号事件でもその補償額は約二百六十一億円、フランスのブルターニュ沖の一九九九年のエリカ号事件でも二百五十億円程度で、三百二十五億円の範囲でカバーされるものでございます。
 この国際条約を超える唯一の例外が、スペイン沖のプレステージ号事件で、補償額は一千億円ともそれ以上とも言われております。ただ、このプレステージ号事件は、IMO外交会議でも指摘されたとおり、船齢、船の年齢が二十六年のシングルハルタンカーであったことが原因と見られる、極めて例外的なケースでもあります。だからといって、私がこの議定書に反対しているわけではないんですけれども、果たして費用対効果の点で我が国の国益にかなうものかどうかは厳しくチェックする必要があると考えます。
 そこで、本議定書の発効により、日本の荷主にとってどの程度の財政的な負担増と見込めるのか、また、その影響はどうなのか、お伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 阿久津幸彦

speaker_id: 14285

日付: 2004-06-09

院: 衆議院

会議名: 外務委員会