松本龍の発言 (環境委員会)
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○松本(龍)委員 おはようございます。民主党の松本龍です。二十分という短い時間ですけれども、よろしくおつき合いを願いたいと思います。
三日前に地元の新聞にソメイヨシノの記事が出ておりまして、「南九州「開花宣言」出せず 温暖化「桜の警告」」という見出しになっておりまして、ことしもまた福岡が全国で最も早い開花宣言で十七日に出ましたけれども、二十七日、三日前には宮崎、鹿児島も開花宣言が出ていないという記事でありました。まさに、地球温暖化というもののあらわれかなというふうに思っております。
私は、環境問題と出会ったのが、二十数年前に実は地元で松くい虫が大量発生をして、異常発生をして松が枯れているという事態があって、そこに全国から専門家が集まってそれを調査されたことがあるんですけれども、その調査をされた中にたまたま私の大学の友人のお兄さんがおられて、彼は生物学の専門でありますけれども、彼と食事をしたときにこういう話をされました。龍さん、松くい虫の異常発生というのは普通あり得ないんですよという話をされていたのを記憶しているんですが、つまり、昔は松の葉が落ちたりすると、枝を取ったりあるいは葉っぱを取ったりして、それを燃料にして薪にしていた。ところが、人間の営みが変わってそれをしなくなった。ですから、普通なくなる松くい虫が燃されずにそこにたまって大量発生というふうになったんですよと言われました。
先月、実は有明海に行ってノリの状況を見てきたんですけれども、漁民の皆さんが大変な悲嘆に暮れている姿を見て、これもまた厳しい状況だなと。本当にやりどころない怒りをぶつけられたわけでありますけれども、四年前もリゾソレニアというプランクトンが大量発生をして、それが原因で色落ちしたという話があります。
ですから、まさに、生態系というのは余り変わっていない、しかし人間の営みが変わっている、人間の生活の仕方が変わっているから生態系が変わってくるように見えるんだというふうに私は思います。有明海も、どういう状況かというと、まさに、近隣にダムができたり干拓工事があったりして、人間の営みによっていろいろなことが変わってきているんだ、したがって環境問題というのは大変難しい問題だと私は考えているところであります。
まさに、生態系というのは悠久の歴史をずっと来ている。しかし、人間の生活の仕方、営みの仕方が、産業革命あるいは戦後、エネルギーの問題等々、いろいろな問題で急激に変わってきている。その結果が今大きな地球環境の問題になっているんだろうというふうに認識をしているわけでありますけれども、環境大臣の御所見をお伺いしたいと思います。