猪口邦子の発言 (憲法調査会公聴会)

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○猪口公述人 研究者としてはいろいろございますが、軍縮大使としては、軍縮大使の権能の範囲が軍縮政策そのものに限定されていますので、憲法議論をすることは自分のマンデートを超えることになりますので、それは差し控えなければならなかったということであると思います。
 しかし、一般的な日常会話といいますか、非公式の会話の中で、例えば先ほどのオランダとの協力関係について、オランダ大使と何時間も話したことがございますけれども、オランダは、やはり日本と協力関係をきちっと維持していくことに非常に大きな意義を感じているということは述べておられまして、オランダ側におけますある種の負担につきましては、しかし日本も同じリスクを負っていることには変わりはないという考え方を表明してくれています。それは、私の公述の中でも、日本が負っているリスクも非常に大きいものがある、そのことは世界に評価されなければならないという内容にもつながります。
 憲法九条そのものをその会話で持ち出したということではありませんけれども、しかし、日本が、戦後長い期間、その平和の哲学を持って行動し、かつ、それの上に、イラクにおいて自衛隊を展開するということについて積極的な姿勢を見せたということを高く評価する、そのようなコメントを何度か各国の交渉官からもらったことがあります。

発言情報

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発言者: 猪口邦子

speaker_id: 4512

日付: 2004-05-12

院: 衆議院

会議名: 憲法調査会公聴会