日高明の発言 (憲法調査会公聴会)

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○日高公述人 憲法に関する手続に関しての国民投票法なるもの、昨年の自民党のマニフェストの中にも盛り込まれていたと記憶しております。
 それで一つ思いましたのは、国民投票法案の中身にもよると思うのですけれども、その国民投票法案なるものが、仮に憲法を改正するための手続上を定めたものであればそれは全く問題がないと思います。しかし、改正するための三分の二から過半数にするという、そのようなハードルを下げるという、ある種憲法九十六条を改正するために国民投票法案という法律で憲法を改正するということが法体系の中で可能なのかと考えますと、それは法体系をゆがませることにつながるのではないかという危惧を持ちます。
 第二点目の、憲法を時代に合わせて改正して運用していくべきではないかとの御指摘に関しましては、憲法が時代に迎合するということは全く許されないことであると考えております。むしろ、憲法を改正するのであれば、現実によって改正されるものではなく、別の理念、平和主義とはまた別の理念によって改正されるという道がとられるべきで、それが筋なのではないかとも考えております。しかしながら、憲法の理念が、今この現実を見まして、時代に合致していないとは全く考えておりませんので、そのような見解でございます。

発言情報

speech_id: 115904187X00220040513_012

発言者: 日高明

speaker_id: 26076

日付: 2004-05-13

院: 衆議院

会議名: 憲法調査会公聴会