安保克也の発言 (憲法調査会公聴会)

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○安保公述人 私自身は大村先生の見解に、先ほどと同様、同じ考えでございますので、とりたててつけ加えることはございませんが、私自身、国際社会をどう見るかということですが、日本の防衛の場合は、日米同盟、あと国連中心主義、その二つのどちらかにいくかという議論で揺れ動いているわけでございます。実際上、もし国連中心主義に考えた場合ですが、国連というのは何かあたかも一つの国家のように思われている節がございますが、あくまでも主権国家同士の話し合いの場でしかない。すなわち、そこでは国家と国家の国益のぶつかり合いである、そのような場に日本の安全保障を任すことができるのかと。
 その一方で、日米安保、アメリカとの関係でございます。アメリカ追従主義だとかいろいろ言われるわけでございますが、日本自身の安全というのは、一つの同盟関係で結ばれる、それによって戦後日本が侵略されなかった、これは厳然たる事実でございますので、そのような意識のもとで、今後、国際社会でも、アメリカと協調しながら日本が国際社会で貢献していく道がよろしいのではないだろうかと。
 一方では、アジアという問題もございますので、アジア諸国とも緊密に連絡をとり合いながら、ただ、アジア諸国とは、日本の場合、領土紛争という問題がございますので、非常に火種もございます。北朝鮮の問題はよく出ますが、北朝鮮の問題もやはり日本として深刻な問題がございますので、話し合いで果たして解決するのか、もしくは厳しい制裁措置等で北朝鮮にプレッシャーをかけるのがいいのか。その場合はやはり、最終的には、日本をどう防衛するかという問題になると思います。
 そして、日本の本土上陸のケースはほとんど想定されないと思います。まあ、一部テロ行為とかはあるかもしれません。ただ、その場合でもやはり、単なる過激派等のテロではなくて、職業軍人等のテロが想定されると思います。ですから、そのようなことには対応はしておく必要があろうかと思っております。
 以上でございます。

発言情報

speech_id: 115904187X00220040513_018

発言者: 安保克也

speaker_id: 27906

日付: 2004-05-13

院: 衆議院

会議名: 憲法調査会公聴会