市川正人の発言 (憲法調査会統治機構のあり方に関する調査小委員会)
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○市川参考人 これもおっしゃることはよくわかりますけれども、しかし、裁判官としては、裁判員を説得できるような議論をしなきゃいけないので、ちゃんと一般市民の方たちを説得できる議論がまず裁判官に展開できるのかどうかというところが一つ問題になる、ネックになってくるだろうと思います。
それから、それと関係しますが、やはり六人になった、三、六になっているという点は、今おっしゃられたような点からすると前進ではないかなと思います。やはり裁判官の過度な影響が及ばないかどうかということを考えた場合に、裁判員の数が多い、説得の対象が多い、六人もいればいろいろな人がいるわけでして、そういう人を説得する議論を裁判官自身がしなきゃいけないということが、裁判員制度が形骸化しないために一つ必要であろうと思います。
他方で、合議体を組んで議論をしていくためには、そういうことができるような一定の規模というものの限界があるんじゃないかというふうに考えます。ですから、そういう意味では、三、六というのはまずまずの落としどころになっているんじゃないかというふうに考えます。