三井辨雄の発言 (厚生労働委員会)

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○三井委員 民主党の三井辨雄でございます。
 まず、冒頭に申し上げておかなくてはならない問題でございますが、四月一日から約二カ月とちょっとの間でございますけれども、年金問題を審議してまいりました。次から次と、出生率の問題、先ほど中根議員からもございましたように、一・二九と大幅にまた狂いが出てきた、あるいは国民年金の収納率が五〇%ということとか、あるいはモデル世帯の五〇%の給付も切ってしまう。まさにこれは、私たちはことごとく政府の年金法案に対しましては反対してきたわけでございますけれども、どこだかの自動車会社の欠陥商品を売ったような、まさにリコール隠しのようなこういう法案というのは許されない、私たちはこういうぐあいに思っているわけでございます。
 また、この中で私はあえて大臣の答弁は求めませんが、ある老人クラブの川柳の中にも「年金に安・近・短の旅学び」という川柳がございましたが、まさにこういうことに象徴されているんではないかなというぐあいに私は思う次第でございます。
 いずれにしましても、今度の参議院選挙ですべてが国民の審判を受けるわけでございますので、この法案については、今までの審議の中でということでございますので、私はあえてこの答弁を求めません。
 そこで、本日議題となっております薬剤師法の改正案についてお尋ねしたいと思います。
 この法案については、参議院先議ということで、参議院で熱心な議論をされてきたわけでございますけれども、私も、質問時間が限られておりますので、これからの薬学を学ぼう、あるいは薬剤師として国民のために医療に貢献をしようという皆さんの励みになるような質問をしてまいりたいなと思っております。私も、きょうはちょっと熱と風邪で多少お聞き苦しいかと思いますけれども、まさに薬を飲み飲み、きょうは質問させていただいております。
 しかし、この薬剤師法については、私も当選以来、文部科学委員会でも常にこの必要性を訴えて質問させていただきました。特に、この間というのは道のりは決して平たんではなくて、今の医学の進歩、薬学の進歩という中で六年制の必要性を訴えてきたわけでございますけれども、この道のりは、まさに三十数年間議論をされてきた、やっとここでまた各委員の皆さんに御審議をしていただけるということに、私も感慨深いものがあるわけでございます。
 そこで、この三十年来の中で、総合規制改革会議の中で、利便性や自己責任の名のもとに、一般小売店での販売ですとかあるいは規制緩和をせよという要求が、これは大臣初め反対をされてきたわけでございますけれども、さまざまな問題がございました。逆に言うと、こういうことがばねになりまして今回この六年制という、医療のリスクマネジャーとして、こういう逆境をばねにしてきたのかなと思っている次第でございます。
 そこで、先ほど申し上げましたように、薬剤師も医療のリスクを補完するという意味で、現在薬剤師が、大変新しい新薬、特に最近、分子標的薬、例えば慢性骨髄性白血病の治療薬のグリベックであるとか、あるいは乳がんの治療薬のハーセプチンとか、今問題になっていますイレッサの問題とか、分子標的薬というのはまさに夢の薬でありつつも、なおかつ使い方によっては間違いも出るというような、これにはやはり薬剤師が大いにかかわっていく必要があるだろうなと私も思っている次第でございます。
 そこで、大臣にお伺いしたいんですが、六年制の薬学教育において、今後の薬学の充実には実務実習ということが非常に大事だと私は思っております。ぜひとも、質の高い薬剤師を輩出する意味でも、やはりこの実務実習というのは欠かせないと思っております。また、今日の医療のまさに質の向上に結びつくような薬剤師を輩出していただきたい。
 そこで、大臣に、この六年制の導入によりどのような医療が実現するのか、あるいは大臣としてはどのような展望をお持ちなのか、お答え願いたいと思います。

発言情報

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発言者: 三井辨雄

speaker_id: 4456

日付: 2004-06-11

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会