2004-03-03
衆議院
近藤基彦
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会
近藤基彦の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○近藤(基)委員 自由民主党の近藤基彦であります。どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。
イラク問題の質問の前に、私の選挙区内に、北朝鮮に拉致されて御帰国なされた五名の方の三名がおられます。一人は曽我ひとみさんであり、あとの二人は蓮池御夫妻ということであります。初代拉致議連の会長である石破防衛庁長官、あるいは今一生懸命頑張っていらっしゃる川口外務大臣がいらっしゃるわけで、早期全面解決のために全力を尽くしていただけますようお願いだけ申し上げておきます。
まず初めに、説明にも若干あったんですが、きのうイラク国内でまたテロがあって、百五十名前後の犠牲者があったという報道がありました。お亡くなりになりました方々の御冥福をお祈りいたしたいと思っております。
私は、初当選以来、憲法調査会に所属をさせていただき、今は、九条を中心とする国際安保小委員会の小委員長を務めさせていただいております。そこで今回の自衛隊のイラクの派遣について憲法上の問題があれこれと散発的に議論されていて、必ずしも十分に整理をなされているとは思えません。野党の方の質問でも、一見先祖返りをしたかのような、専守防衛を本務とする自衛隊の海外派遣は一切憲法違反だとする意見から、国連の枠組みさえあれば自衛隊の海外派遣は認められるという意見まで、大変幅広い意見があるように思われます。
この際、政府の考えを整理するためにも、改めてお聞きをさせていただきたいと思います。
まず初めに、憲法上禁止されている武力の行使とは何かという点でありますが、海外における武力の行使は一切認められないのか、あるいは、それとも認められる場合があるのかということでありますが、例えば、イラクにおいて自衛隊が組織的、かつ計画的な武力攻撃に対し反撃することは、武器の使用ではなく、自衛権の行使としての武力の行使に当たるものであると思いますが、これは、憲法九条の想定する専守防衛としての武力行使の枠を超えるものであるとする考えもありますけれども、このような考えについてどうお思いでしょうか。