石破茂の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)

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○石破国務大臣 これは、法案の審議の際もいろいろな御議論があったことでございますが、自衛隊でなければできない仕事というものは何なのだろうかということでございます。
 イラクの復興のために日本国としてやらねばならないことはある。それは民生の向上、私どもは、治安維持を目的とするものではございませんし、当然武力の行使なぞいたしませんが、民生の向上、民生の安定、人道支援という点におきましても、自衛隊でなければできないのだから、自衛隊でもできるではなくて、自衛隊でなければできないことがあるのだから自衛隊だというような御説明をいたしてまいりました。
 そうだといたしますと、さて、自衛隊でなければできないことというのが、これから先、民生がだんだん安定していく過程において、治安状況がよくなっていく過程において、それは起こり得るのだろうかということの判断なのだろうと思っています。私は、ニーズがあるということはもちろんでございますが、同時に考えなければいけないことは、自衛隊でなければできないことなのかどうかということでございます。これは日本国政府全体で考えていくものであります。
 同時に、我々といたしまして、時々御指摘をいただくことでございますが、余力があって海外に出しておるわけではございません。相当ぎりぎりの、陸海空とも繰り回しをいたしておるところでございます。現在におきましても、東ティモールあるいはゴラン高原、そしてまたイラクと、陸上自衛隊を派遣いたしておりますし、イラクにおきましては、航空自衛隊あるいは海上自衛隊も出ております。インド洋におきましては海上自衛隊が活動している。
 そうしますと、我々の能力としてそれはまた十分可能なものであるのかどうか、すなわち海外における活動と申しますのは、本来の任務に支障を与えない範囲においてということに相なっております。我が国の平和と独立を守るということに支障のない範囲内においてということになっておりますので、そのことの兼ね合いもございます。
 私ども、それはもうその状況になってみなければわかりませんが、いずれにいたしましても、現在サマワで始めようとしております活動、これをきちんと、整々とやっていくということを現在は考えておるところであります。

発言情報

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発言者: 石破茂

speaker_id: 20757

日付: 2004-03-03

院: 衆議院

会議名: 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会