西川徹矢の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)

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○西川政府参考人 イラク人道復興支援特措法に基づきます自衛隊の部隊の最近の活動状況について御報告いたします。
 まず、陸上自衛隊の部隊につきましては、公共施設の復旧、整備として、これまで、ムサンナ県ダラージ村の中学校の補修やルメイサ近郊の道路整備を実施してきたほか、給水活動については、サマワ宿営地において給水車への配水作業を行ってまいりました。
 医療支援活動についても、引き続き、サマワ総合病院における症例検討会に参加したほか、サマワ市の母子病院に供与されました医療器材を利用した診療技術の指導助言を実施してまいりました。
 他方で、サマワの陸自部隊においては、さまざまな情報に基づいて宿営地外での活動を慎重に行っており、現在、給水活動を中心に復興支援活動を実施しているところでございます。
 現地部隊におきましては、現地時間四月七日二十三時過ぎ、サマワ宿営地の近傍において、迫撃砲またはロケット弾によるものと思われる爆発音が三回あり、翌八日、捜索を実施したところ、宿営地北東数百メートル及び約一キロメートルの場所でそれぞれ弾着地点を発見し、また、サマワ市内アル・ヤシリ周辺で迫撃砲底板、弾薬箱、りゅう弾一発を確認したところでございます。なお、派遣隊員については全員無事を確認しております。
 また、サマワCPA付近で発生した爆発事案に関し、現地部隊においては、現地時間八日二十二時半ころに爆発音があったことを確認しております。
 このほか、現地部隊の報告によれば、九日にサマワ市内で二百ないし三百人規模のデモが発生いたしましたが、平和裏に終息したとのことでございます。ムクタダ・サドル師の支持者によるものと思われますが、詳細は不明でございます。
 これらの事案の詳細につきましては、現在、オランダ軍やサマワ警察と連絡をとりつつ、情報収集を行っているところです。いずれにいたしましても、現地情勢につきましては今後とも十分に注意を払いつつ、部隊及び隊員の安全確保に最大限配慮することが重要であると考えております。
 次に、航空自衛隊の部隊につきましては、一日から十一日までの間、人道復興関連及び関係各国、関係機関等の物資、人員の輸送を計五回実施したところでございます。
 また、十二日の朝、C130機の交代機一機が航空自衛隊小牧基地を出発いたしました。同機のクウェート到着後、しかるべき時期にC130機一機が帰国することになります。
 引き続き、イラク国内の各飛行場の安全性や輸送ニーズ等を慎重に勘案しつつ、C130機によります輸送を行ってまいります。
 続いて、海上自衛隊の部隊につきましては、輸送艦「おおすみ」及び護衛艦「むらさめ」がクウェートにおける陸上自衛隊の車両等の陸揚げを完了いたしまして、本邦への帰路にあったところ、八日、両艦とも無事本邦に帰着いたしました。
 なお、三月三十一日から四月四日までの間、先崎陸上幕僚長がイラク及びクウェートを訪問し、復興支援活動や安全確保に関する状況を、また、四月五日から八日までの間、津曲航空幕僚長がクウェートに展開している現地部隊の任務実施状況を確認したところでございます。
 最後に、イラクで日本人三名が武装グループに拘束された事案につきましては、防衛庁といたしましても、今後とも、官邸及び外務省等関係省庁と密接に連携し、人質の解放に向けて協力してまいる所存でございます。
 なお、本事案の発生を受け、安全確保の観点から、八日以降、現地の邦人報道関係者等をサマワ宿営地に受け入れているところでございます。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 西川徹矢

speaker_id: 31504

日付: 2004-04-12

院: 衆議院

会議名: 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会