佐々木憲昭の発言 (本会議)
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○佐々木憲昭君 私は、日本共産党を代表して、小泉内閣不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)
小泉内閣を不信任する第一の理由は、何よりも年金の大改悪であります。そのやり方も内容も、断じて容認できません。
自民、公明両党によって強行成立させられた年金関連法は、保険料の際限のない引き上げと給付水準の引き下げを内容とする大改悪であります。しかも、保険料の上限固定と給付の五割保障という二枚看板が全くのうそだったことが衆議院通過後に明らかとなりました。(拍手)
このような重大な法案を、衆議院でも参議院でも中央公聴会を開かず、質疑を突然打ち切って強行採決を行ったのであります。今や、どの世論調査を見ても、法案の内容に反対、強行採決に問題ありという声が七割から八割を超えております。もはや、小泉内閣に政権を担う資格は全くありません。(拍手)
第二の理由は、小泉内閣の構造改革路線が国民に耐えがたい激痛を押しつけ、国民生活のあらゆる分野で荒廃と破壊を招いたことであります。
小泉内閣は、不良債権の早期最終処理を掲げ、銀行の貸し渋り、貸しはがしを加速させ、倒産、失業を増大させてきました。また、大企業のリストラを放置し、後押ししてきたのであります。
その上、小泉内閣の際限のない国民への負担の押しつけが暮らしを破壊しております。高齢者医療費の引き上げ、サラリーマン健康保険三割負担の実施、介護保険料の値上げ、失業者の命を削る雇用保険制度の改悪、そして、今国会での年金大改悪であります。
この行き詰まりから脱却する道は、小泉内閣の退陣によってのみ切り開くことができるのであります。(拍手)
第三の理由は、小泉内閣が軍事・外交面でアメリカ言いなりの姿勢を続けていることであります。
小泉首相が大義なきイラク戦争を支持し、憲法違反の自衛隊海外派兵を強行してきた責任も重大です。アメリカの戦争と不当な占領支配のもとで、イラク民間人の死者は既に一万人を超えました。米軍によるイラク人拷問・虐殺事件は、イスラム社会を初め、全世界の憤激を呼び起こしております。
ところが、小泉首相は、イラクに派兵した自衛隊の多国籍軍への参加を、日本の国会にも国民にも諮らず、米ブッシュ大統領に約束したのであります。多国籍軍への自衛隊の参加は、米軍の指揮のもとで、武力行使を伴う軍事行動と一体化した活動を進めることであります。それが憲法を真っ向から踏みにじるものであることは明白であります。(拍手)
小泉内閣が強行した有事関連法案も、アメリカの戦争に自衛隊と自治体、国民を総動員するものであり、我が国の進路と憲法の平和原則を根本から脅かすものであります。
今や、小泉内閣に、日本の平和と進路、国民の暮らしと日本経済のかじ取りを担う資格がないことは、余りにも明白であります。
以上で、小泉内閣不信任決議案に賛成する討論を終わります。(拍手)