今井宏の発言 (予算委員会)

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○今井委員 ありがとうございます。
 きょう、十三日ですが、総務省でデジタル情報家電のネットワーク化に関する調査研究会というものが立ち上がると聞いております。この研究会は、まさに今両大臣が重要であると御発言をいただきましたユビキタスネットワーク社会の実現に不可欠なデジタル情報家電の相互接続性のあり方などを検討する研究会として、大いに期待をしております。ぜひとも産業の強みを生かした総合的な戦略をつくっていただきたい、かように思うわけであります。
 総理がおっしゃるように、都内の回転ずし屋さんでの、視察された際に、これからどんどん普及すると思うと言われたタグでありますが、総務省の試算では、二〇一〇年には最大で三十一兆円の経済波及効果があると見込まれているわけですが、現状では各メーカーおのおのが互換性なしにばらばらに開発している状態である、このようにも聞いておるわけであります。
 かつて、日本の二槽式洗濯機がIECの国際基準に合わずに、東南アジア、シンガポールから輸出を禁止された、こういう痛い目に遭っているわけであります。この期待の高い電子タグにより情報家電を普及させるには、標準化を実現することが何よりも重要であるという御認識の答弁もいただきました。ヨーロッパあるいはアメリカでは、電子タグの標準化につきましてもう既にさまざまな具体的な動きがかなりのスピードで行われている、このようにも聞いております。国際標準を制する者が世界市場を制する、日本産業の行方は標準化にかかっていると言っても過言ではないと思うわけであります。
 そこで、両大臣にお尋ねさせていただき、最後の質問といたしますが、こうした研究会を実りあるものにするために、総務省だけではなく、経済産業省や他省庁の企画系の若手の職員、やる気のある職員、戦略性を持った人材を投入して、ベクトルを同一方向にするための研究、初期段階から標準化を視野に入れて、研究開発と標準化の一体的な推進を図って、我が国の技術を国際標準に反映させること、つまり国際標準化政策が重要である、このように私も考えておるわけでございます。
 このように、自国の産業が強みを持つ技術を活用いたしまして国際標準化を図ることが、国際経済社会への寄与になるとともに、産業の国際競争力の強化につながるもの、そして国益を実現するものだと確信をしております。国家戦略として、政府としてスピード感を持って国際標準化のために積極的に支援を行っていくことが大変重要であると思います。どうぞ、その決意につきましてお答えいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 今井宏

speaker_id: 7483

日付: 2004-02-13

院: 衆議院

会議名: 予算委員会