生方幸夫の発言 (予算委員会)

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○生方委員 上場にこぎつけたということはよかったというふうには思うんですが、多くの国民がなかなか納得がいかないのは、八兆円近い公的資金が導入をされた、そのうち既に三兆六千億円は損失をしていて、これから先も、まだ瑕疵担保条項等がございますので、損失が出て、恐らく最終的には、四兆円から五兆円近くの公的資金が損失をしてしまうんではないかということが言われていますね。
 その一方で、今回八百二十七円で、きょうは幾らになっているかわかりませんが、とりあえず八百二十七円で売れたとすると、リップルウッドは、三分の一売っただけで約二千二百億円手に入れた。これに対して、リップルウッドが最初に株を買ったときは十億円だったですね。株を買ったとき、全部で十億円。そのほかに増資で千二百億円。したがって、約千二百億円でいいんだと思いますが、大体四年間で一千億円を手に入れた。まだ株そのものは三分の二保有しているわけですから、これを売れば、現時点でも七千六百億円になる。だから、二千二百足すと、大体かなりの額の投資回収をしたと。
 一方で、国民の方は損をしたままで、これは、リップルウッドは外地に置かれておりますので、その株価取得の税金も払わないで済むというようなことになっていて、なかなかその点が国民に納得がいかない。何かもうちょっとほかの方法があったんではないか。今大臣もおっしゃいましたように、このスキームそのものは再生委員会がつくったとしても、何かもうちょっと工夫をする余地があったんではないか。
 私も、財金やら予算でいろいろ論議をしていたとき、十億円で株を買う、私だって十億円あれば買いたいなと。これは、ほとんどの損は国が面倒を見ていて、しかも、その後に瑕疵担保条項というのがついていまして、それから先に何か発生したとしても面倒を見てくれるという極めて有利な条件がついていたわけで、もう少し国民の税金、公的資金が回収できるような方法がなかったのかどうか。
 これは、もう終わっちゃったことですから、言ってもしようがないということもあるし、今、スキームが変わっていて、公的資金が導入されるようなことができるようになっているというのもよくわかりますが、今の時点から考えて、あの中でももう少し何か工夫する余地があったんではないかというふうに私は考えるんですが、竹中大臣、いかがでございましょうか。

発言情報

speech_id: 115905261X01520040223_024

発言者: 生方幸夫

speaker_id: 13983

日付: 2004-02-23

院: 衆議院

会議名: 予算委員会