中山成彬の発言 (予算委員会)

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○中山(成)委員 薮中局長、大変厳しい交渉、本当に御苦労さまでございました。
 私は、今回の六者協議を経まして、拉致問題の解決というのはかえって難しくなったような、そんな気すらしているわけでございます。これまでは、拉致問題が六カ国協議から外されないように、包括的に一緒にやってくれということを言ってきたわけですけれども、今後は逆に、拉致が核に引きずられて解決がおくれる、そういうおそれが出てきたんじゃないか。次の六カ国協議も六月中の再開は難しいとか、あるいはまた核問題の年内解決は無理だ、そういう意見も各国から出てきているわけでございます。
 現在、我が国は、北朝鮮に対しまして圧力と対話の両面で臨んでいるわけでございます。先般、私どもは外為法を改正しまして、我が国独自の判断で送金あるいは貿易取引を停止することを可能にいたしました。
 また、現在、自民党内の若手議員が中心になりまして、特定船舶の入港を禁止する法案を作成中でございますが、今回の六カ国協議の結果を見て、その成立を加速させようとしているわけでございます。北朝鮮との関係では、象徴的な万景峰号を初めとする北朝鮮国籍の船舶等について、何らかの規制を及ぼして圧力を加える必要があると考えたわけでございます。与党のみならず、ぜひ野党の皆さん方にも協力いただきまして、早急に成立させたいと考えております。
 このように、我々立法府としては、政府に対しまして北朝鮮に圧力を加えるそういうカードを用意したところでございますが、その発動について政府内に慎重な意見もあるやに聞き及んでおります。しかし、日本にとりましては、北朝鮮の核の問題も極めて重要ではありますが、それはまだ脅威の段階であります。この拉致の問題というのは、現に日本国民の生命の安全が奪われ、日本国の主権が侵害されている事件であり、その意味では拉致問題の方がより深刻な問題であると考えるわけでございます。
 官房副長官、この経済制裁法の発動についてどのようにお考えか、お聞かせください。

発言情報

speech_id: 115905261X01820040303_006

発言者: 中山成彬

speaker_id: 3891

日付: 2004-03-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会