2004-05-19
参議院
若林秀樹
イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会
若林秀樹の発言 (イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会)
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○若林秀樹君 民主党の若林でございます。
本題に入る前に、ゴールデンウイーク期間中にシリアを訪問させていただきましたので、そこのちょっと感想も含めて、主にPKOについて伺いたいと思います。
榛葉賀津也議員とともに一週間、シリアだけを回ってきました。在京のシリアの大使からは、本当にシリアだけなのかと、ほかに行くんじゃないかという、不思議がられましたけれども、シリアというのはやっぱり中東問題を考える上で非常に重要な国でありますので、あえてシリアに絞って行ったところであります。
行く前と行った後でこれだけイメージの違う国はなかったんではないかと思うぐらいに、ある意味じゃやっぱりすばらしい、過去四千年の世界の文明の結節点というんでしょうかね、北はヨーロッパ、南はアフリカ、そしてシルクロードを通ってアジアに通じる場所でありますし、一方、現実を見ますと、下はイラク、こっちはイスラエルに接していまして、正に国際外交の現実をまざまざと見せ付けられたという、そんなイメージを持っています。
今日は、外務省関係はまたの機会にしますけれども、UNDOF、国連PKO兵力引き離し監視隊についてお伺いしたいなというふうに思っているところであります。
九六年に派遣されまして、もう第十七次が行っております。現地の司令官に話を伺いましたけれども、すごい評価が高い。四十五名の方が高い士気で今一生懸命頑張られている姿を見て、非常に私も感銘を覚えました。できればもっと業務を拡大してほしいんだと、あるいは監視業務ということで本来のPKFの本体業務の方にも入っていただきたいんだという、そんな期待の声もあったところでありますが、一方で、自衛隊法、ある意味じゃ三条でしょうか、我が国の本来業務という意味での専守防衛の我が国の体制等の在り方で、どこまでこれをやっていくかという非常に本質的な問題がやっぱりあるんではないかなというふうに思っております。
国連分担率、PKOの分担率も一緒だ、今は一緒だそうですけれども、二〇%も払っているんですね。PKOも二〇%。これ、ちょっと本題に外れるんですが、いつの間にか気が付いたらアメリカのガイドライン、上限が二二%に引き下げられておりまして、この間まで五%差があったのに、もうほとんどアメリカと同じぐらいの大量のお金を今払っているという状況は、ちょっと私はこれは問題、不公平だなという部分も感じますので、それは改めてというふうに思いますが。
一つ、やはりお金も出すんだったらその分に応じて人も出すという考え方もあるのかなというふうに思いますが、この国際社会の評価ということに対して、現時点でどういうふうに石破長官は現状認識として、このPKOの業務のこれからの課題として、あるいは拡大として考えていらっしゃるか、お伺いしたいと思います。