田村憲久の発言 (イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会)

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○大臣政務官(田村憲久君) どうも失礼いたします。
 大変、HⅡA、先生方には御心配をお掛けをいたしております。
 実は昨日、九日でありますけれども、宇宙開発委員会によりまして、今回、技術面と体制面からなぜこのような事故が起こったか、原因究明、さらには対策の検討結果というものが取りまとめられました。
 その中においても指摘をいただいておるわけでありますけれども、もう御承知だと思うんですが、HⅡAロケットというのは、要するに、本体のロケットエンジン以外に固体ロケットブースターがくっ付いております。この固体ロケットブースターのスカート、ノズル部分の根本の部分が燃焼ガスでやられまして、そして近くにこれを切り離すための導爆線が付いておったんですけれども、これが機能せずに、切り離せずに打ち上げ失敗に至ったわけでありますが。
 この部分、なぜ燃焼ガスが漏れたか、何らかの影響で導爆線に影響が出たかという部分、いろいろと調べてまいりますと、実はその部分、炭素繊維強化プラスチックというものでできておる部分なんですが、ここがだんだんだんだん削られてまいりまして、そしてどうもその後、熱が導爆線に伝わったんじゃないか、このようなことが予測がされてきたわけでありまして、この部分を何とか変えていかなければならないということで、対策面におきまして、一つは燃焼でありますが、この燃焼ガス自体、燃焼圧力をある程度、標準化といいますか平準化といいますか、強い部分を時間を短めにいたしまして、ただ、推進力は上がっていかなきゃなりませんから、全体としては、全体の力は必要なんですけれども、強い、一番強い部分を若干時間を短めにいたしまして、ここに与える影響というものをなるべく少なくしよう。
 それから、このノズルのスカートの部分でありますが、直線的でありますけれども、これを釣鐘部分にいたしまして、それでこの部分に圧力が掛からないようにしよう。
 それからもう一点は、板自体ですね、その今言いました部分の厚さ自体を厚くして何とかここをもたせよう。そして、部材といいますか、その一番掛かるところに関しましてはもうちょっと強い素材、こういうものも使ったらどうだというようなことを一応御指摘をいただいております。
 実は、体制面も若干問題がございまして、体制面は、今プライム化ということで三菱重工を中心に、一番責任持てる企業というものが責任を持ってこのロケットの製造ができるようにということで、体制を移管していこうということで検討を進めさせていただいておりまして、一定の結果といいますか、今御報告をいただいておるところであります。
 ロケットでありますけれども、実はロケットの打ち上げ計画なんですが、これも今、総合科学技術会議におきまして、この宇宙開発利用に関します基幹ロケットの位置付けというもの、これを御検討いただいておりますので、この結果が出次第、ロケットの打ち上げというものの期間を定めていこう、このように思っております。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 田村憲久

speaker_id: 10832

日付: 2004-06-10

院: 参議院

会議名: イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会