イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会

2004-06-10 参議院 全196発言

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会議録情報#0
平成十六年六月十日(木曜日)
   午後三時七分開会
    ─────────────
   委員の異動
 六月三日
    辞任         補欠選任
     小林  温君     有村 治子君
 六月九日
    辞任         補欠選任
     山口那津男君     山本  保君
    ─────────────
  出席者は左のとおり。
    委員長         清水 達雄君
    理 事
                田村 公平君
                常田 享詳君
                舛添 要一君
                齋藤  勁君
                若林 秀樹君
                高野 博師君
                小泉 親司君
    委 員
                有村 治子君
                大野つや子君
                小泉 顕雄君
                後藤 博子君
                田浦  直君
                中原  爽君
                野上浩太郎君
                藤野 公孝君
                松村 龍二君
                三浦 一水君
                森田 次夫君
                山崎  力君
                池口 修次君
                岩本  司君
                佐藤 道夫君
                榛葉賀津也君
                高橋 千秋君
            ツルネン マルテイ君
                辻  泰弘君
                平野 達男君
                森 ゆうこ君
                遠山 清彦君
                森本 晃司君
                山本  保君
                吉岡 吉典君
                大田 昌秀君
                山本 正和君
   国務大臣
       外務大臣     川口 順子君
       財務大臣     谷垣 禎一君
       国務大臣
       (防衛庁長官)  石破  茂君
       国務大臣     井上 喜一君
   内閣官房副長官
       内閣官房副長官  山崎 正昭君
   副大臣
       外務副大臣    阿部 正俊君
   大臣政務官
       防衛庁長官政務
       官        中島 啓雄君
       外務大臣政務官  荒井 正吾君
       文部科学大臣政
       務官       田村 憲久君
   政府特別補佐人
       内閣法制局長官  秋山  收君
   事務局側
       常任委員会専門
       員        鴫谷  潤君
       常任委員会専門
       員        田中 信明君
   政府参考人
       内閣官房内閣審
       議官       増田 好平君
       内閣官房内閣審
       議官       大石 利雄君
       内閣府政策統括
       官        尾見 博武君
       防衛庁防衛局長  飯原 一樹君
       外務大臣官房参
       事官       長嶺 安政君
       外務大臣官房参
       事官       鈴木 敏郎君
       外務省総合外交
       政策局長     西田 恒夫君
       外務省総合外交
       政策局国際社会
       協力部ジュネー
       ブ条約本部長   荒木喜代志君
       外務省条約局長  林  景一君
    ─────────────
  本日の会議に付した案件
○参考人の出席要求に関する件
○武力攻撃事態等における国民の保護のための措
 置に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)
○武力攻撃事態等におけるアメリカ合衆国の軍隊
 の行動に伴い我が国が実施する措置に関する法
 律案(内閣提出、衆議院送付)
○武力攻撃事態等における特定公共施設等の利用
 に関する法律案(内閣提出、衆議院送付)
○国際人道法の重大な違反行為の処罰に関する法
 律案(内閣提出、衆議院送付)
○武力攻撃事態における外国軍用品等の海上輸送
 の規制に関する法律案(内閣提出、衆議院送付
 )
○武力攻撃事態における捕虜等の取扱いに関する
 法律案(内閣提出、衆議院送付)
○自衛隊法の一部を改正する法律案(内閣提出、
 衆議院送付)
○日本国の自衛隊とアメリカ合衆国軍隊との間に
 おける後方支援、物品又は役務の相互の提供に
 関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間
 の協定を改正する協定の締結について承認を求
 めるの件(内閣提出、衆議院送付)
○千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ諸条約
 の国際的な武力紛争の犠牲者の保護に関する追
 加議定書(議定書Ⅰ)の締結について承認を求
 めるの件(内閣提出、衆議院送付)
○千九百四十九年八月十二日のジュネーヴ諸条約
 の非国際的な武力紛争の犠牲者の保護に関する
 追加議定書(議定書Ⅱ)の締結について承認を
 求めるの件(内閣提出、衆議院送付)
    ─────────────
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清水達雄#1
○委員長(清水達雄君) ただいまからイラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会を開会いたします。
 委員の異動について御報告いたします。
 去る三日、小林温君が委員を辞任され、その補欠として有村治子君が選任されました。
 また、昨九日、山口那津男君が委員を辞任され、その補欠として山本保君が選任されました。
    ─────────────
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清水達雄#2
○委員長(清水達雄君) 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
 武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律案外九案件の審査のため、明十一日午後一時、本委員会に京都大学大学院人間・環境学研究科教授西井正弘君、松阪大学政策学部教授浜谷英博君、国際連合大学客員教授・北海道大学大学院国際広報メディア研究科客員教授山中あき子君及び弁護士・自由法曹団平和・有事法対策本部副本部長田中隆君、以上四名の方々を参考人として出席を求め、御意見を聴取したいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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清水達雄#3
○委員長(清水達雄君) 御異議ないと認めます。さよう決定いたします。
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清水達雄#4
○委員長(清水達雄君) 武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律案外九案件を一括して議題とし、質疑を行います。
 この際、井上国務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。井上国務大臣。
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井上喜一#5
○国務大臣(井上喜一君) 吉川委員の発言に関連いたしまして、私、答弁をいたしたんでありますけれども、私どもが法律案を出します場合にいろんな方の意見を伺うわけでございます。それは、地方公共団体の意見であったり、あるいはいろんな機関の意見であったりするわけでございまして、そういう意見をよく聞き、そういった情報を基にといいますか、いろんなデータを基に検討いたしまして法律案の立案などをするわけでございまして、私が申し上げましたのは、そういう趣旨のことを申し上げましたんで、それ以上のことはないわけでございます。やっぱり責任を持って内閣が法律案を出すと、こういうことでございますので、私の意見につきまして、あるいはそうじゃないぞと、もっと国会での議論を少し封じるといいますか、そういうような趣旨じゃないかというような、取られるようなことがあったとすれば、それは私の考えと全く違うことでございまして、そういう点がないということでありまして、私どもとしましては、法律案を出すといたしますとともに、こういった審議を真摯に受け止めましてこういった議論を本当に実施の面で十分生かしていきたいと、こういう具合に考えておりますので、私の真意をお酌み取りのほどをお願いをいたす次第でございます。
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清水達雄#6
○委員長(清水達雄君) 質疑のある方は順次御発言願います。
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野上浩太郎#7
○野上浩太郎君 自由民主党の野上浩太郎でございます。
 まず冒頭、イラクに関します新決議案につきまして一点お伺いをいたしたいというふうに思います。
 御案内のとおり、この新決議、一昨日の八日に国連安保理で全会一致で採択をされたわけであります。これは国際社会が一致結束をしてイラクの復興を支援していこうという枠組みや決意を示したものでありまして、その大きな一歩である、前進であると、誠に意義深いものであるというふうに思うわけでございます。
 まずは、政府としてこの新決議についてどのような評価をされておられるかお聞きをしたいというふうに思いますし、また、日本はこの国際社会の一員といたしまして人道復興支援という役割をしっかりと果たしていかなければなりません。イラク政府においても、暫定政府においてもイラクの安定と安全のために多国籍軍の駐留を要請をしているわけでありますけれども、この多国籍軍への自衛隊の参加も含めまして、今後のイラクでの自衛隊の活動をどのように考えていくのか、これも併せてお伺いをさせていただきたいと思います。
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川口順子#8
○国務大臣(川口順子君) 国連決議一五四六でございますけれども、先ほど委員がおっしゃってくださいましたように、これは全会一致で可決をされたということでございます。
 それで、この内容でございますけれども、これはイラクの暫定政府を設立をするということを是認をし、占領を終了をし、主権をイラクに完全に、主権の回復をイラクにおいて行うということでございまして、我が国の評価といたしまして、これはイラクが六月三十日を境といたしまして完全な主権の回復、これをイラクにおいてこれが行われるということで、今まで国連の安保理の中ではいろいろな決議が出ておりますけれども、その数ある決議の中でも大変に重要なものだというふうに考えております。
 それから、イラク人自身によってこれは国家の建設をするということを奨励する、慫慂するということでございますし、また国際社会が結束をいたしましてこれを支援をしていくということを呼び掛けていますので、それに資するというふうに考えております。
 それで、我が国といたしまして、この決議の採択をもちろん歓迎をいたしまして、そしてこの共同提案国が米、英、ルーマニアでございますけれども、この三か国の決議をまとめるまでの努力、これについてこの努力を評価をしているということでございます。
 今後、この決議の採択を受けまして、イラクにおいて暫定政府の下で政治プロセス及び国家の再建、これが着実に進展をしていくということを期待をしているわけでございまして、そのために国連の指導的な役割、これが重要ですし、国際社会が一致した協力をするということが不可欠でございまして、我が国としても、これはイラクの暫定政府に歓迎をされる形でイラク人道復興支援特措法に基づいて協力をしていく、それを中心といたしまして、人道復興支援を中心といたしまして自衛隊の活動を継続をしたいというふうに考えているわけでございます。
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野上浩太郎#9
○野上浩太郎君 国際社会がこれは一致結束をしてイラクを支えていこうという中で日本が一定の役割を果たしていくということ、これは極めて意義深いことであるというふうに思っております。是非、今後ともの議論の中でもこのことを念頭に置かれましてこの取組をしっかりと進めていただきたいというふうに思います。
 それでは、大変限られた時間でありますので、以下、順次質問に入らせていただきたいと思いますが、まず武力攻撃事態ですとかのテロ等の緊急事態、こういう事態に的確に対処するためには、その事態そのものに対する対処も当然重要でありますけれども、その大前提として、その事前の情報収集ですとか、その分析ですとか、そういうものが非常に重要になってまいります。
 先般のアルカイーダのメンバーが日本に潜入をしていたことが明らかになりましたし、九・一一以降のテロへの備えですとか、奥参事官のあのような痛ましい事件、あるいは拉致問題にしても、いろいろな問題が発生する中でこの情報というものがいかに重要かと、これはもう論をまたないわけでございます。
 今日は、この情報ということに、限られた時間でございますので、焦点を当ててお伺いをさせていただきたいというふうに思いますが、まず現在の内閣の情報収集・分析体制、そして各情報機関の連携ですとか共有体制の現状について、井上大臣にお聞きをしたいというふうに思います。
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井上喜一#10
○国務大臣(井上喜一君) 御指摘のように、軍事面だけではなしに、治安でありますとか経済ですね、すべて有事が予想されるような分野につきましては常に情報の収集をしておくと、そういう体制を強化していくということはもう当然のことだと思います。
 これは、国内あるいは海外問わず、常に必要な情報は収集をして分析をする、そして評価をするということですね。その結果、ある種の一定の行動をすると、こういう体制でありまして、政府の方も順次体制を整備をいたしておりまして、今内閣官房を中心に二十四時間体制で情報を収集する、それで必要な場合には各省庁の責任者を集める、あるいは閣僚の参集を求めると、こういうような体制でやっているところでございます。
 さらに、各省庁でももちろんのことそういう体制を取っているところでございまして、今、内閣官房を中心に、この情報収集体制といいますのは防衛庁、それから外務省、警察庁、公安調査庁ですね、こういった役所が中心になりまして各種の情報を集める、そしてただいま申し上げましたような分析なり評価をしていると、こういう状況でありまして、これは常に内閣としていずれのどういう事態が起ころうと適切にそれに対処するためには、こういった体制の強化ということを常に考えながらやっていかなくちゃいけないと、そんなふうに考えている次第でございます。
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野上浩太郎#11
○野上浩太郎君 今、政府の情報収集体制の現状を御説明をいただいたわけでありますけれども、情報機能の強化のためには、やはり外務省ですとか防衛庁、それから内閣情報調査室、公安庁等々のやはり各機関が集める情報、これはばらばらであってはこれは何の意味もないわけでありますので、こういうふうな縦割りを廃して、しっかりとこの統合をまずしていくということが極めて重要であるというふうに思っております。
 例えば、イギリスにはこれは統合情報委員会、JICのような委員会もございますし、また、日本にはアメリカのようなCIAですとかイスラエルのモサドのようなこれは強力な情報機関は現在ないわけであります。加えて、冷戦後、各情報機関の要員ですとか予算等もだんだんと削減をされてきておると。しかし一方で、内閣情報調査室の人員を、今現状は百五十人程度ということでございますけれども、これを千人程度に充実するという報道もまたあるわけでございます。
 この統合して分析されたこういう情報を的確に政策に生かしていくために、やはり情報の流れを一元的に全般的に把握していく、こういう機関、こういう体制が必要であるというふうに思いますけれども、新たな情報機関の設置等々、こういうものも含めて情報機能の強化についてお取り組みをお伺いしたいというふうに思います。
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井上喜一#12
○国務大臣(井上喜一君) 各国それぞれ情報の収集機関あるいは分析、評価の機関があるわけでありますけれども、日本の場合にはやっぱり各省庁の機能をフルに活用していくと、こういうことで今までやってきたのでありますけれども、やはり縦割りの情報というのは、確かに縦割り、非常に、何というか、迅速に機能するわけでありますが、全体としてそれがまとまって把握をされてしかるべきところに伝達されるかと、そういうところに今一番の問題があるわけでありまして、そこを今内閣官房が中心になりまして全体をまとめまして、横の調整も図っているということでございます。
 私は、日本の場合に、新しい機関を作ってやっていくという考えも一つはあろうかと思うのでありますけれども、やはり今までやってまいりました、ずっと積み上げてまいりました内閣官房を中心にいたしますこの情報収集体制ですね、それを強化していく。とりわけ、人を幾ら多くしましても、結局人材なんですね。それだけの能力がある人でなければ本当に機能しないということでありまして、今の段階におきましてはやはりそういう人ですね、専門家を養成していくというようなこと、そのことによって情報収集体制を強化していくようなこと、これを考えるべきじゃないかと思うのであります。
 これは各省庁それぞれありますが、それを統括するようなといいますか、まとめるようなそういうスタッフですね、そこのところで専門家を養成していくような、そんなことを考えて今の段階ではいくべきじゃないのかなと、こんなふうに考えている次第であります。
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野上浩太郎#13
○野上浩太郎君 今、大臣からお話がありました、正に人の育成ですね。これは本当にこの情報の部門では重要なことだというふうに思っておりまして、いわゆる情報といいますとインフォメーションという、これは公開情報というインフォメーションもありますけれども、今話しておりますのはいわゆるインテリジェンスという部分の話でございます。インテリジェンスというのは、大別いたしますと人的、今お話しになりました人的情報ですね、いわゆるヒューミントという部分と、もう一つはハイテク情報の部分ですね。通信情報と画像情報の部分と、こういうふうに大別をされていくというふうに思います。
 まずは人的育成ですね。このこと、それから今言いました、ばらばらになっている情報をしっかり統合していくということ、このことを念頭に置きながら情報機関の強化というものに努めていただきたいというふうに思います。
 今お話のありました人的情報というもののほかにも、いわゆる画像情報、これはイミントというわけでございますけれども、この画像情報の果たす役割というものも大変これは重要であるというふうに思っております。
 しかしながら、この情報収集衛星の打ち上げが昨年の十一月に失敗をしておるわけでございますけれども、これは日本の情報戦略において大きな痛手であるのではないかなというふうに思いますが、まずはHⅡA六号の打ち上げ、この失敗に際しまして、その原因究明と再発防止のための対策と、また今後の衛星打ち上げの計画等々、簡潔で結構でございますので、お答えいただければと思います。
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田村憲久#14
○大臣政務官(田村憲久君) どうも失礼いたします。
 大変、HⅡA、先生方には御心配をお掛けをいたしております。
 実は昨日、九日でありますけれども、宇宙開発委員会によりまして、今回、技術面と体制面からなぜこのような事故が起こったか、原因究明、さらには対策の検討結果というものが取りまとめられました。
 その中においても指摘をいただいておるわけでありますけれども、もう御承知だと思うんですが、HⅡAロケットというのは、要するに、本体のロケットエンジン以外に固体ロケットブースターがくっ付いております。この固体ロケットブースターのスカート、ノズル部分の根本の部分が燃焼ガスでやられまして、そして近くにこれを切り離すための導爆線が付いておったんですけれども、これが機能せずに、切り離せずに打ち上げ失敗に至ったわけでありますが。
 この部分、なぜ燃焼ガスが漏れたか、何らかの影響で導爆線に影響が出たかという部分、いろいろと調べてまいりますと、実はその部分、炭素繊維強化プラスチックというものでできておる部分なんですが、ここがだんだんだんだん削られてまいりまして、そしてどうもその後、熱が導爆線に伝わったんじゃないか、このようなことが予測がされてきたわけでありまして、この部分を何とか変えていかなければならないということで、対策面におきまして、一つは燃焼でありますが、この燃焼ガス自体、燃焼圧力をある程度、標準化といいますか平準化といいますか、強い部分を時間を短めにいたしまして、ただ、推進力は上がっていかなきゃなりませんから、全体としては、全体の力は必要なんですけれども、強い、一番強い部分を若干時間を短めにいたしまして、ここに与える影響というものをなるべく少なくしよう。
 それから、このノズルのスカートの部分でありますが、直線的でありますけれども、これを釣鐘部分にいたしまして、それでこの部分に圧力が掛からないようにしよう。
 それからもう一点は、板自体ですね、その今言いました部分の厚さ自体を厚くして何とかここをもたせよう。そして、部材といいますか、その一番掛かるところに関しましてはもうちょっと強い素材、こういうものも使ったらどうだというようなことを一応御指摘をいただいております。
 実は、体制面も若干問題がございまして、体制面は、今プライム化ということで三菱重工を中心に、一番責任持てる企業というものが責任を持ってこのロケットの製造ができるようにということで、体制を移管していこうということで検討を進めさせていただいておりまして、一定の結果といいますか、今御報告をいただいておるところであります。
 ロケットでありますけれども、実はロケットの打ち上げ計画なんですが、これも今、総合科学技術会議におきまして、この宇宙開発利用に関します基幹ロケットの位置付けというもの、これを御検討いただいておりますので、この結果が出次第、ロケットの打ち上げというものの期間を定めていこう、このように思っております。
 以上でございます。
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野上浩太郎#15
○野上浩太郎君 ありがとうございました。是非、万全の体制の中での推進をお願いしたいと思います。
 正にこの日本の守りにおいて、この情報収集衛星が果たす役割というものは私は極めて大きいというふうに思っております。日本の守りの中でこの情報収集衛星の果たす意義ですとか重要性ですとか、あるいは今後の戦略について防衛庁長官にお聞きをしたいと思いますし、また、この衛星を通じて必要な情報が一部入手できない、こういう事態が継続をすることが懸念をされるわけでございますが、これを補完するような対応についてございましたら、併せてお伺いしたいと思います。
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石破茂#16
○国務大臣(石破茂君) これは少なからぬ影響があると思っております、現状は。決して望ましい状況ではありません。この改善方につきましては先ほど文科政務官からお話がありました。そのように是非お願いをいたしたいと思っております。
 要するに、情報というのはもう、私がまだ大臣になる相当前のことですが、これを国産でやるのかどうなのかという議論を随分いたしました。これは、ほかの国にはもっと進んだものがあるのであって、何で日本がわざわざ自前で持つのというようなことも言われましたが、これは相手を信用するしないということとは別問題でございまして、やはり情報というのは可能な限り自分で仕入れ、自分で分析し、自分で評価をする、これは必要なことでございます。
 したがいまして、現在、四機打ち上げるはずでしたのを二機ということになっておりますので、その足らざるところはイコノスでありますとか、そういう商用衛星を使って補うということにいたしておるところでございます。
 必要その影響を最小限にとどめたいとは思っておりますが、基本的に情報というものは自分で仕入れ、分析し、評価する、それは大変なことです。風景写真や人物写真とは違いますんで、これは一体何なのだということを理解するためには膨大な人員、そして能力が必要でございますが、その能力を我が国として可能な限り持つべく今後とも努力をしていきたいと考えております。
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野上浩太郎#17
○野上浩太郎君 いずれにいたしましても、このインテリジェンス、情報機能を強化していくということは、これはもう有事の際はもちろんでありますけれども、これはもう経済ですとか金融ですとか、こういう経済社会一般においてもこれは大変重要なことでございまして、正に日本がこういう国際社会で生き残っていく上でこれは最大の安全保障の一つであるというふうに思いますので、しっかりとした取組をお願いしたいというふうに思います。
 時間がなくなってまいりましたので、ひとつ併せてちょっとお聞きをさせていただきたいと思いますけれども、国民の保護のための措置の実効性を確保するための情報の共有伝達体制の整備についてでありますが、まず国民の保護のための措置を実施するいわゆる国と地方自治体と、あるいは指定行政機関、指定公共機関の各実施主体のいわゆる縦の連絡の伝達体制ですとか、こういう共有体制の整備、そして、加えて、消防とか警察あるいは自衛隊等々、国民の保護のために実地に現場で活動する横の情報の情報システムの確立、こういうものについてどういうふうに考えておられるのか、お聞きをしたいと思います。
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井上喜一#18
○国務大臣(井上喜一君) 今お話しになりましたように、自衛隊とかあるいは警察とか消防ですね、縦の無線のシステムは持っているんですね。ただ、相互に利用ができない、そういうものを持っております。
 これを、同じ無線で共用して使えるような、そういうことにした方が便利であるということで、できるだけ、これは災害、中央防災無線ってありますので、それを使って一つのシステムで情報が流れるようにするというのが一つですね。それからもう一つは、今現在でありますけれども、それぞれ縦で情報が末端まで行くんでありますけれども、末端で相互にその情報が交換できるようなシステムですね。これを今、まだそんなに多くはないらしいんでありますけれども、地域地域でそういうようなことをしております地域もあるわけです。
 ですから、同じ無線でもって消防と警察が連絡するとか市町村が連絡する、そういうこともありますので、両方相まちまして、縦の方をできるだけ一つの無線で連絡できるようにするとか、あるいは末端に行きましたときに、それぞれ縦でやりますときにはそれがお互いにまた共用できるといいますか、共通のシステムで情報が交換できるような、そういう二つのことが進むように私どもとしても努力をしていきたいと、こんなふうに考えております。
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野上浩太郎#19
○野上浩太郎君 終わります。
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齋藤勁#20
○齋藤勁君 民主党・新緑風会の齋藤勁でございます。
 先週末は疲れましたし怒りましたし、今なお怒っている部分はもちろんございます。
 率直に申し上げまして、国会議員の一人として、国民の方々の様々な不満、不信、とりわけ国会に渦巻いている不信、この距離感をうずめよう、うずめようということを思い、努めているつもりですが、いかんせん、最大のこの年金国会と言われたことが、これは、野党は野党、与党は与党というそれぞれの立場はあるにせよ、今こういう状況であるということについて非常に残念に思っております。
 さて、冒頭、今日は再開された国会の中でこの事態特としての質疑を私自身も参加をしていきますが、インターネットというのはある意味では、世界を瞬時のうちに情報が飛び交うということで、すばらしい機能、能力を持つ。そして一方で、過日の長崎の小学校六年生の痛ましい事件がどうもインターネットにある、一つの要因があるという、こういうのも今あります。
 私自身も、毎日自分のパソコンをいじりまして、そう余り時間はないんですが、自分の今日一日起きたことをそれなりに、自分のホームページの中に日記というコーナーありまして、後で読み返して、ああこんなことも書いたのかなと思いましても、一度書きますから、これはもうそのときに自分自身の責任だと思っておりまして、それなりの責任と思って今日おりますけれども。
 このインターネットを、ヤフーというのがありますね、ヤフー。ヤフーというのを時々時間があるときに見ていますが、突然、ちょっとびっくりした情報が入りました。
 私は、今日、質問する冒頭に言うことはためらいが率直にあるんですよ、このことを言うことが。ためらいがあるんですが、しかし、あえてやっぱり言わなきゃならないだろうというふうに思いまして、率直に言えば、大臣の方から、腹立たしい限りだということでそれなりの対応策をこの場でお聞かせいただければそれで私は合点がいくんですが、国会という場所で、一国のリーダー、総理大臣に対することで訴訟、損害賠償請求事件があるということで、損害賠償請求事件があるというのがこのインターネットのヤフー上にありまして、見出しで、言うのも嫌なんですけれども、これはインターネットのヤフーに出ていますので、ここで言うのかヤフーで見るのかどうかと、これはもう同じことでありますので、小泉首相レイプ裁判と出ているんですね。ここの中身は、これ全部読み上げません、読み上げません。しかし、こうずっと読みますと、事件になっていることはどうも事実なんだなと。
 一国の総理大臣が個人のことにかかわって、事件が起きたとき、これは本人がやっぱりきちんと私はコメントをする、会見をするというのが当たり前なことであるわけであって、この人がどういう根拠を持ってやったというのはこれ、これは具体的には裁判になって司法の場で明らかにするんでしょうけれども、ある意味じゃ公になって、これまた残念ながらという、冒頭言いましたインターネット上でどんどんどんどん出ているということになると、このことは、私はこの間、さっき言ったように与野党なんか関係なく、一国のリーダーがこういうことがあったということについては、もちろん私はそうではないということを信じておりますけれども、直ちに会見をするということが官邸のありようじゃないんだろうかと。
 過日この場でも、北朝鮮に総理が、山崎副長官も行かれたときの同行問題、報道の同行問題ですぐ記者会見した秘書官の方がいらっしゃいましたけれども、ああいうことをすぐやるんだったらこのことこそすぐやるべきであってというのが、これはごくごく自然のことだと思います。
 そこで、今私はこのヤフー上ということとか小泉首相に対する損害賠償請求事件、見出しに小泉首相レイプ裁判とあるんですが、可能な範囲で、可能な範囲でこの事件、どういうことを提示、提示されたんだと、今どういう、今総理なり官邸はどういうような今立場を取っていられるんだろうかな、明らかにしていただきたいと思います。
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山崎正昭#21
○内閣官房副長官(山崎正昭君) お答えさせていただきます。
 お尋ねの訴訟につきましては、総理が個人として対応されておると、このように聞いておる事犯でございます。したがいまして、私人間の訴訟でありまして、私からコメントする立場にはないと、このように思っております。
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齋藤勁#22
○齋藤勁君 副長官、私がこのことを質問するからということで御用意いただいた内容だと思うんですね。しかし、多分ここで聞かれている方たちというのはそれで済むんだろうかということなんですね。公人か私人かなんということじゃなくて、一国の国会議員、国会議員、総理大臣、ここは僕は、普通ならば名誉毀損で訴えると、名誉毀損で訴えるぐらい、今そういうことを総理は考えていますよと、私人で、私人であってもそのぐらい言ってほしいですよ。
 今なお、さっき言った会見をしないということになると、変に、あれ、争うのと、事実か事実じゃないかというようなことを、私はそんなことを全く一〇〇%信じていませんよ、このことが。ですけれども、ここでやっぱり私人の公人、よく靖国公式参拝とか、私人ですか公人ですかなんというのがありますが、今いみじくも、私人、私人と、こうおっしゃったんで、私人であっても総理大臣、これは総理大臣、内閣、小泉首相レイプ裁判なんてもう嫌な見出しが出てくるわけですね。名誉毀損で訴える方向なんだということで、小泉首相は官邸とあるいは内閣と相談をしているとか考えているということは言えないんですか。
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山崎正昭#23
○内閣官房副長官(山崎正昭君) これはあくまでも私、官房副長官としてのお答えでございますが、何度お聞きになられても、これは私人間の問題でございますので、私からコメントする、お答えをするということはそういう立場にないと、こう申し上げる以外にないと思います。
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齋藤勁#24
○齋藤勁君 私の方からお願いします。
 今、大変な仕事を総理行かれているわけですから、サミットに、で、帰られて、あるいは今このことがインターネットで総理に伝えるということじゃない、それはもう御判断は任せますけれども、是非そうではないということ等をきちんとしていただくということを速やかにお願いしたいというふうに思います。
 二つ目に、先ほど長崎県の佐世保におけます小学校六年生女児殺人事件のことについて、これは、そのことについてこれはだれもが、政府とかだれかが全部何か、責任を転嫁して、何か、政府が何か方針出そうなんということでこのことを申し上げるわけではありません。それぞれが本当に痛ましい事件をどういうふうにやってとらえながら、そしてどうしたら、子供たちの心をやはり私たちは見詰めながら、そして、よく再発という言葉が出てくるんですが、余り再発なんという言葉を使いたくないほど私は防がなきゃならないなというふうに思いながらいるわけであります。
 六月四日に閣議がございました。どなた、官房副長官、最初、じゃ。六月一日にこの事件がありましたですね。このことで最初の閣議というのは六月、文部科学大臣から概要があった、あらましがあった、報告があった閣議というのはこの六月四日でございますか、最初。そのことをちょっと最初にお尋ねいたします。
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山崎正昭#25
○内閣官房副長官(山崎正昭君) 六月四日と記憶をいたしております。
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齋藤勁#26
○齋藤勁君 どうもありがとうございます。
 そこで、私、今回質問するに当たりまして、この有事関連法案の所管、井上大臣が、齋藤、何を質問するなといったら、多分おれのこと言われるんじゃないかということでお思いなのかも分かりませんが、当然井上大臣のことも、この御発言されていることについてもお尋ねしますが。
 六月四日の閣議について、どういう閣議だったのかなということを、私、官房長官のブリーフィングを聞いているわけじゃありませんが、井上防災担当大臣が六月四日に記者会見をされて、その記者会見のときに発言されたことが、その後、質疑であったことが、井上防災担当大臣が発言したと、こういうことでずっと今日まで至っていると思うんですが。
 この六月四日の防災担当大臣、井上大臣が、会見録というのを内閣府の政府控室からいただきました、どういうことをお話しになったのかということで。これは正確を期した方がいいだろうと思いまして、どこか一行だけ見て物事を言って判断するのはよくないわけですから、一つのことだけを。
 この発言要旨というのはずっとありまして、これ二枚、一枚ちょっとでありますから、ございます。一が発言要旨、二つ目が質疑応答。質疑応答の中で井上防災担当大臣の方から、マスコミでも、私たちも今問題だということの発言が出てくるんですが、その前段に、記者の方から、文部科学大臣の方から事件の経過と今後についてございましたねということがありまして、大臣の方から、今後どうするかというのはまだよく分からないんじゃないんですかと。もう少し現実が、要するに人を殺したいということは分かっているんだけれども、その背景とか分かっていないんですからね。ではどうするかというところまで出てきていない状況だと思うんですと。ただ事件が起きて、今のところよく分からないというような話ですね。それで、非常にいい学校だったということです。だから、勉強ができるからといって、人間的な成長があるような学校かというと、必ずしもそうではないわけですよねと。
 今度、質問、総理の方からこれについて何かあったんですかと。お答え、大臣の方から、特にありません。何かちょっと言っていたけれども、独り言なんかで感心して聞いているようなふうでしたね。何か一言言ったけれども、よく分からなかったですねと。そんなにどういうコメントではないです。皆黙っていましたよ。だれも発言がなかったですねと。
 しかし、新聞とかテレビで見る限りでは、頭の方は非常に進んだ子供みたいですね。だから、いろいろな知識は持っているんじゃないのかな。だから、やったことがどういう意味を持つのかというのは、そんなことは全く今は考えていないわけですよね。それは深くは考えなくたって、やはり六年生になったらおぼろげに分かると思うんだけれども、そういうことが余り分かっていないんじゃないですかね。
 しかも女の子ですからね。これは従来の考え方をある意味では多少覆すことじゃないですか。男が何かむちゃやって何かをしでかすということはあったかも分からないけれども、女の子がやったというのは、こういうのは初めてじゃないですか。今までありましたかね。最近はもう男女の境がなくなってきたんですね。どこの社会も総じて元気な女性が多くなってきたということですかねと。
 これでまあ以上と。一つ一つの言葉は別にして、こういう、ほぼこういうやり取りであったということは、大臣、よろしいでしょうか、このことについてやり取りはこういうことであったということで。
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井上喜一#27
○国務大臣(井上喜一君) たしか先週のこれ金曜日だったと思うんですが、あれ五分前後の私記者会見だったと思います。そういうことで、事件につきましては殺人事件だということですね、小学生がやったと。それで、六年生にもなれば物の善悪ぐらいはまあまあ分かってくるんじゃないのかなということで、そういう事件であるだけに、しかも殺人ですから、しかも凶器といいますか、あれはカッターナイフだということですから、ちょっとほかの事件とは違うと。だから、何ともよく分からないと、この事件は。ですから、これからいろんな調査なんかが行われてくるんだろうと、そういうふうな想定の下に私は応対したというふうに思うんです。
 後に、今おっしゃいましたように、最近の世相の一般論を私が話したわけです。そう話したんだけれども、その記者会見ではそれで終わったんですね。何も質問もしないし、コメントもなかったんです。だから、ごく、私もそんなにこれがえらく問題になるというようなことで話をしたんじゃないわけですね。そういう、ごく自然に受け止められたんじゃないかと、私は後になっていろんな問題になったときにそう思っているんです。
 私、記者会見やりましてから外に出たんです。出まして、あれ十一時過ぎだったと思うんでありますが、連絡がありまして、記者の人がこう話をしたいということで来ているということだから、私帰ってきまして、十一時半かその前後だったと思いますが、話をしたと。そこで、今その話で、要するに、ううん、女の子が元気になった、女性が元気になったからこの犯罪が起こったんだと。ここの事件の本質というのは、そういうところにあるんだというようなことなんで私はそれはびっくりしたわけですよ、おおよそ私がそういうことでもって言っているわけじゃないですからね。そういう殺人事件なんかがそういう一般論でその原因だとか背景が語られると私はとてもそんなふうには思っておりませんで、そういうようなことを聞いて私は大変びっくりしたと。
 で、非常に、そういう何というか大きな誤解を生んだんじゃないかと、極めて残念だと私は申し上げたわけでありまして、あくまで、まあ真意は一般論といいますか、最近の世相を申し上げたんで、そのこととこの犯罪を結び付けて私は言ったという覚えは全くないんでありまして、そういうことじゃないということを繰り返し皆さんに今申し上げたということであります。
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齋藤勁#28
○齋藤勁君 後段の方は、御発言があっていろいろ取材があった後の御自身のお気持ちなんでしょうけれども、記者会見ですよね、まず事の性格が。記者会見ですよ、これ。八月四日朝八時四十八分―八時五十三分、記者会見室で、そうなんです。で、私が一言一句というのじゃなくて全体の、何をこの短い時間でお話しになったかというのを全部読み上げたんです。そういう意味で読み上げさせていただいたわけですよね。
 それからまず、じゃ一つは、ちょっと一つは全然、気になりますのは、一日に事件があって最初の閣議であったと、最初の閣議であった。井上大臣が、この後に記者会見をどうこうということを別にして、この閣議のときというのは、閣議というのはいつも余りしゃべらない閣議なのかよく分かりませんけれども、皆黙っていました、だれも発言がなかったという井上大臣の記者会見のお話なんですが。まあ、あと石破大臣なり、今、川口大臣、谷垣大臣も、副長官もいらっしゃいますけれども、このときの四日の閣議というは、黙っていたというと、もう重苦しく沈痛な意味で黙っていて言葉が出ないということなのか、いや、そういうような一瞬の状況はあった、普通あっていいんだ、しかし、やっぱり一国のみんなリーダーが集まっている閣議ですから、文部科学大臣から説明のあった事件の経過と今後について、いろいろあったと、沈痛な面持ちの後、何か語り出していくというのが僕は普通の閣議じゃないかなと思っている。
 黙っていた、このちょっと、この閣議の状況を、まあ四日ですから、お忙しいですから余りお記憶にないかも分かりませんが、ちょっとどなたか、どなたかというふうに私、御指名しませんが、もし黙っていたという状況を御説明いただけると有り難いと思いますけれども。
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井上喜一#29
○国務大臣(井上喜一君) 黙っていたというか、発言がなかったということですね。そういうことです。黙っていたということを言っていますか。ヤジああ、そう。それで発言がなかったというぐあいに私は記憶をいたします。
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